院長のブログ
エストロゲンとプロゲステロン。
はじめに、恐竜辞典にのってそうですが…恐竜の名前ではありません。
ウルトラマンに出てきそうな気もしますが、ウルトラマンの敵の名前でもありません。
エストロゲンは卵胞ホルモン、プロゲステロンは黄体ホルモン。
脳からの指令によって卵巣から分泌されています。
そもそもホルモンとは、骨や筋肉の成長やエネルギー代謝、血圧調整など体の色々な働きを調整する重要な物質です。
ビタミンのように食べ物から栄養として摂るのではなく、脳や様々な器官で作られています。
血液中にしめるホルモンの量は、50mプールいっぱいの水に対しスプーン1杯程度で、ごく少量で効果を発揮します。
『エストロゲン』は女性らしさを作るホルモンで成長とともに分泌量が増え、生殖器官の発育、維持させる働きがあります。
女性らしい丸みのある体型を作ったり、肌を美しくする作用のあるホルモンです。
分泌量は毎月変動を繰り返しながら20代でピークを迎えて、およそ20年間の性成熟期を経て、ホルモンを分泌する卵巣の機能は少しずつ休みモードになります。
45〜55歳の更年期になると分泌量は急激に減ります。
『プロゲステロン』もエストロゲンとともに周期的に分泌されるホルモンで、排卵直後から分泌量が増え、妊娠準備のためのホルモンとも言えます。
基礎体温を上げて受精卵が着床しやすいように子宮内膜を安定させ、乳腺を発達させる働きもあります。
妊娠が成立しなければ排卵の1週間後くらいからプロゲステロンは減り始め、さらに1週間経つと妊娠のために厚くなっていた子宮内膜が剥がれる「月経」が始まります。
プロゲステロンはこの他に乳腺の発達、利尿作用に関わります。
ストレス、睡眠不足、無理なダイエットなど、心身に大きな負担がかかると、脳は「命を守ること」が優先だと判断して、女性ホルモンを分泌させることをやめてしまいます。
心身の調子が悪い時に月経周期がおかしくなったり、ひどい場合は月経が止まってしまうのはそのためです。
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