院長のブログ
実は色々な種類がある「杖」
杖の効果には、足腰の負担軽減、転倒防止、歩行の安定をサポート、疲労抑制効果などがあります。
杖を使うことによって歩行が楽になり、散歩などで体を動かす時間が増えたり、行動範囲も広がります。
歩行能力のレベルによって杖の種類は異なります。
●伸縮杖●
自由に長さが変えられるので、初めて杖を使う方におすすめです。
杖が上下に分かれていて2本の杖をスライドさせることによって体に合った長さにできます。
●長さが固定の一本杖●
自分に合った杖の長さがわかっている方や、日常的に杖を使う方におすすめです。
軽いのが特徴的です。
●多点杖●
一本杖では不安な方におすすめです。
基底面が広いので杖をついたときに安定感があります。
●二本杖●
ふらついたりなど歩行が不安定になり始めた人におすすめです。
転倒予防を目的とした杖です。
術後のリハビリやウォーキングにも使えます。
歩行時にかかる負担が二本の杖に分散するため、腰や膝の痛みの軽減も期待できます。
●松葉杖
重い体重をしっかり支えることができるため、体の大きい人におすすめです。
足の怪我だけでなく、下半身の麻痺や股関節が痛い人などにも適しています。
杖が長すぎたり短すぎると正しい歩行姿勢をとることができず、体に悪影響を及ぼしたり、転倒する危険があります。
★杖の長さ★
杖の先を同側の足先の前方20cmにおき、肘を30〜40度に曲げた位置で杖の長さを決めるように勧められています。
軽さと丈夫さ、グリップの握りやすさ、身体レベル、利用シーンに合わせて自分に合った正しい杖を選びましょう。
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