院長のブログ
「味覚障害」とは?
味覚障害とは味に対する感度が低下したり、味を感じなくなったりする症状の全てを指します。
私たちの舌の表面や付け根には、味を感じる細胞の集まりである味蕾(みらい)が存在します。
味の刺激を味蕾が受けると、神経を介して脳へとシグナルが伝わり味覚を感じることができます。
味覚消失:味が全くわからなくなる
味覚減退:味がよくわからなくなる
味覚過敏:薄味のものでも濃く感じる
自発性異常味覚:何も食べていないのに苦味や塩味などを感じる
解離性味覚障害:甘味・酸味・苦味・塩味・旨味のうち、1〜2種類の味が識別できない
異味症:甘いものを苦いと感じたり、本来の味とは異なる味を感じる
片側のみ味覚消失:口や舌の片側だけ味覚が低下したり、味が全くわからなくなる
食生活が偏ると味蕾の新陳代謝を行う「亜鉛」が不足し味覚障害が生じます。
インスタント食品が中心だと亜鉛が不足しがちになるため、まずは普段から赤身の肉やレバー、米飯などを意識して食べるようにしましょう。
味覚障害が起きる背景には病気が隠れている場合も少なくありません。
そうした時には、その病気の治療を行うことが必要不可欠です。
味覚障害の原因はさまざまな要因が重なって影響している場合もあるため、普段の食生活や服用している薬など、治していけるものは改善していきましょう。
味がわからないといった症状がある場合はもちろん、家族などから「料理の味付けがおかしいよ」などと指摘されることが続くようなら、早めに耳鼻咽喉科や内科などを受診しましょう。
美味しい食べ物を楽しんで食べることは人生の楽しみの1つです。
味覚が感じられないと食事をすることが楽しくなくなり、気分も落ち込みます。
★野毛整骨院の場所★
住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1
吉田町商店街の吉田町本通り沿いにあります。鶏肉専門店「梅や」さんの向いです。