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秋の「花粉症」

花粉症は春だけになるものではありません。

秋の花粉症の代表的な植物にブタクサというものがあります。

ブタクサの花粉は粒子が小さく、体の奥深くに侵入する場合があります。

気管支にまで入ってくると、喘息のような症状を起こすこともあるため注意が必要です。

主に8月から10月に飛散し、飛散量のピークは9月です。

関東ではブタクサの花粉が飛んでいる期間が長く、12月頃まで飛んでいることもあります。

秋になると気温が下がり乾燥もあるため、風邪の原因になるウイルスの活動が活発になります。

くしゃみや鼻水が続くと風邪かと思いがちですが、この時期は花粉症があることを忘れてはいけません。

またハウスダストも増える季節です。
ダニは夏に繁殖し、秋になると一斉に死んでしまいます。

このためダニの死骸やフンが増加・蓄積することによってアレルギー性鼻炎が増えます。

【日常生活でできる対策】

・秋の花粉はスギ花粉と違って何キロも遠くまで飛びません。飛んでも数百メートル程しか飛散しないと言われているため、原因となる雑草に近づかないだけでも予防になります。
草原、土手、川辺など植物が多く繁殖している場所は避けましょう。

・こまめに掃除したり、寝具の洗濯をしてダニやハウスダストを掃除しましょう。

・帰宅したら衣服の花粉をはらい落とし、家の中に花粉を持ち込まないようにしましょう。洗濯物を取り込む際にも忘れずに。

花粉症は一度発症すると、なかなか完治せず辛いものです。

花粉対策をして少しでも症状が出ないようにしてみてください。

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