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ばね指を予防する

【ばね指は予防できる?】

朝になると指が動かしにくい…。

親指や中指の付け根を押すと痛い…。

指を伸ばすとカクッと引っかかる…。

このような症状がある方は、「ばね指」の始まりかもしれません。

ばね指は、指をよく使う方だけでなく、更年期の女性や糖尿病の方などにも多く見られる疾患です。

しかし、日頃から指への負担を減らすことで、発症や悪化を予防できる可能性があります。

 

【ばね指とは?】

ばね指(狭窄性腱鞘炎)は、指を曲げる腱(屈筋腱)と、その腱が通るトンネル(腱鞘)の間で炎症が起こる病気です。

炎症によって腱がスムーズに動かなくなるため、

◻︎指の付け根が痛む

◻︎曲げ伸ばしで引っかかる

◻︎「カクン」とばねのように動く

といった症状が現れます。

特に親指・中指・薬指に多く見られます。

 

【ばね指になりやすい人】

以下のような方は、ばね指を発症しやすいとされています。

・更年期以降の女性

・妊娠・出産後の女性

・糖尿病の方

・関節リウマチなどの疾患がある方

・パソコンやスマートフォンを長時間使う方

・調理や裁縫など手を酷使する方

・ゴルフやテニス、野球など手をよく使うスポーツをする方

毎日の小さな負担が積み重なり、腱や腱鞘に炎症が起こることで発症しやすくなります。

 

【今日からできる!ばね指の予防法】

① 指を使いすぎない

最も大切なのは、同じ動作を長時間続けないことです。

・スマホを長時間持ち続ける

・パソコン作業を何時間も続ける

・包丁を長時間使う

などは指に大きな負担がかかります。

30〜60分に一度は手を休ませる習慣をつけましょう。

② 前腕のストレッチを行う

指を動かす筋肉は前腕にあります。

前腕の筋肉が硬くなると、指へ伝わる力が強くなり、腱にも負担がかかります。

③ 手を冷やしすぎない

寒い季節は血流が悪くなり、筋肉や腱も硬くなります。

・お湯で手を温める

・入浴で全身を温める

などを心掛けるだけでも、指の動きがスムーズになります。

④ 握りっぱなしを避ける

・スマホを強く握る

・ペンを強く握る

・フライパンを握り続ける

など、知らないうちに指に力が入り続けていることがあります。

必要以上に力を入れず「軽く持つ」ことを意識するだけでも負担を減らせます。

⑤ 痛みを我慢しない

初期のばね指は、「少し違和感があるだけだから」と放置してしまう方が少なくありません。

違和感を感じたら、無理をせず早めに休ませることが大切です。

⑥ 全身の健康管理も大切

糖尿病や肥満は、ばね指のリスクを高めることが知られています。

また更年期の女性ではホルモンバランスの変化が影響すると考えられており、無理のない範囲で栄養バランスを整えることも大切です。

 

 

早期であれば保存療法で改善するケースも多く、悪化を防ぎやすくなります。

ばね指は、一度発症すると日常生活に大きな支障をきたすこともある疾患ですが、日頃から指への負担を減らすことで予防できる可能性があります。

「少し引っかかるだけだから」と我慢せず、早めにケアを始めることが、指を長く快適に使い続けるための第一歩です。

 


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