院長のブログ
お尻の筋肉
お尻の筋肉は3つの筋肉から構成されています。
【大臀筋(だいでんきん)】
体の中で最も厚みがあります。お尻の表面を覆っていて、骨盤からお尻の横の大腿骨についています。
立ったり座ったり、姿勢を維持するのに大切な筋肉で、足を後ろに伸ばしたり、外側へ開く作用があります。足を後ろに引く動きに最も作用します。
【中臀筋(ちゅうでんきん)】
お尻の上部に位置しています。名前の通り小臀筋よりも大きく、大臀筋よりも小さく出来ています。
歩く、ランニング、片足での体重負荷の時に反対側の骨盤が下がるのを防ぎます。
足を外側に開く、股関節を内側・外側に捻る動きに作用します。足を外側に開く動きに最も作用します。
【小臀筋(しょうでんきん)】
お尻の外側に付いていて中臀筋の奥に付いており、中臀筋の補助的な役割をしています。
お尻には体内で最も大きな神経である坐骨神経があります。
坐骨神経は親指くらいの太さで、長さは1mほどあります。膝裏で枝分かれして「総腓骨神経」と「脛骨神経」になります。
坐骨神経に問題が起きるとこの神経の通り道で痛みが引き起こされます。
お尻に痛みが出る原因に様々なものがあります。
仙腸関節障害、股関節障害、梨状筋症候群、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などがあります。
痛みの治療に対して消炎鎮痛剤などの痛み止めの服用や湿布も効果があります。
他にも注射、超音波・干渉波などの物理療法、ストレッチやマッサージなどもあります。
コルセットで腰椎を支えると 安定するので痛みを和らげることがあります。
≪筋膜リリース療法≫
Fascia Slick Technic(通称FaST)というアメリカ発の筋膜リリース最新テクニックを行っています。
ステンレス製の特殊な形状に研磨加工されたインストルメント(器具)を使い、今まで手指では難しかった筋膜の再生を早期に再生させる施術方法です。
筋膜以外にも靭帯や関節、手術後に起こる癒着にも効果が高く、これらの後遺症にお悩みの方にもお勧めしています。
当院は、正規の講習を受講してライセンスを取得した認定テクニシャンが在籍する、横浜でも数少ない治療院です。
FaSTホームページ ☞ http://www.fasciaslick.com/provider/pref_14.html