院長のブログ
「脳梗塞」とは。
脳の血管が詰まったり細くなったりして血流が途絶え、十分な酸素やエネルギーが行き渡らず、脳の細胞が壊死してしまう病気です。
脳細胞は一度壊死してしまうと元に戻ることはありません。
▲脳梗塞のタイプ▲
=アテローム血栓=
脳の太い血管の内側にコレステロールの塊ができ、そこに血小板が集まって動脈を塞いでしまう。
=ラクナ梗塞=
脳の細い血管に動脈硬化が起こって詰まってしまうもの。
=心原性脳塞栓症=
心臓で出来た血栓が流れてきて脳の血管を塞いでしまうもの。
▲脳梗塞の原因▲
①動脈硬化があると内膜が厚くなり血液の通り道が狭くなります。
そうすると血管が詰まりやすくなったり、必要な量の血液が流れなくなります。
プラークと呼ばれるお粥のような柔らかい沈着物が何かの拍子に傷ついて破裂すると血栓が形成されます。
②心臓が一定のリズムで血液を送り出すことで血液は固まらず全身に運ばれます。
しかし心房細動があると電気信号異常で心臓の一部の左心房がけいれんのような状態になるので、血液を送り出すための必要な収縮が十分にできなくなります。
これによって心室内に血液がうっ滞することで血栓が形成されやすくなります。
③脱水状態になると血液中の水分が失われるためドロドロの血液になります。
ドロドロになると流れが悪くなり血栓ができやすくなります。
脳梗塞の主な原因は「高血圧」「不整脈」「糖尿病」「脂質異常症」が挙げられます。
ストレス、運動不足、不規則な食事、喫煙、過度な飲酒など、生活習慣が原因であることが多いとされています。
まずは生活習慣を見直してみましょう。
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