院長のブログ
レントゲンで異常がないのに痛いのは何で?
交通事故後に整形外科を受診して「レントゲンでは異常ありません」「骨には問題ありません」と言われたものの、首が痛いとか腰が痛いという方がいます。
「レントゲンで異常がないのに、なぜ痛いの?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、レントゲンで異常が見つからないことと、身体に痛みの原因となるケガがないことは、必ずしも同じではありません。
レントゲンは何を調べる検査?
レントゲン(X線)検査は、骨折や脱臼、骨の配列など、主に骨の状態を確認するために使われます。
交通事故では身体に大きな力が加わるため、骨折や脱臼などがないかを確認することは非常に重要です。
一方で、私たちの身体は骨だけでできているわけではありません。
筋肉、靱帯、腱、関節周囲の組織など、レントゲンだけでは状態を十分に確認できない組織もあります。
そのため、「レントゲンで異常なし=痛みの原因が何もない」とは限らないのです。
交通事故では筋肉や靱帯にも負担がかかります
例えば追突事故では、衝撃によって頭や首が大きく動かされることがあります。
骨折や脱臼がなくても、その際に首周囲の筋肉や靱帯などへ負担がかかり、痛みや動かしにくさが生じることがあります。
一般的に「むち打ち」と呼ばれる症状もその一つで、医療機関では「頚椎捻挫」や「外傷性頚部症候群」などと診断されることがあります。
首だけでなく、事故の衝撃によって背中や腰などに負担が加わり、痛みが現れることもあります。
「捻挫」はレントゲンで異常がないことも
「捻挫」というと足首のケガをイメージする方が多いかもしれません。
しかし、首や腰などでも交通事故の衝撃によって関節周辺の組織に負担が加わり、捻挫として扱われることがあります。
捻挫では、靱帯や腱などの軟部組織が損傷している場合があります。
そのため、骨折や脱臼がなくレントゲンで大きな異常が認められなくても、痛みや腫れ、動かしにくさなどが生じることがあります。
必要に応じてMRIなどの検査を行うこともあります
交通事故後の症状や診察結果によっては、医師の判断でMRIなどの検査が行われる場合があります。
MRIは、レントゲンとは異なり、椎間板や神経、靱帯などの状態を詳しく確認する際に用いられる検査です。
ただし、レントゲンで異常がないから、全員MRIを撮った方がいいということではありません。
どの検査が必要なのかは、事故の状況や症状、診察所見などによって異なります。
痛みが続いている、しびれが出てきた、症状が強くなってきたなどの場合には、その変化を医師に伝え、必要な検査について相談しましょう。
痛みが続いている場合は我慢しない
交通事故後に、レントゲンで異常がなかったからと考えて、痛みを我慢してしまう方もいます。
しかし、事故後の症状は時間の経過とともに変化することがあります。
受診後に首や腰の痛みが強くなったり、新たにしびれや頭痛などが現れたりした場合には、再度医療機関へ相談しましょう。
特に、手足に力が入りにくい、しびれが強くなっている、歩きにくい、強い頭痛や吐き気があるなどの場合には、早めの受診が必要です。
症状の変化を、ご自分で記録しておくのも大切です。
いつから・どこが・どのように痛むのかを記録しておくと、医師や施術者へ症状を伝えやすくなります。
事故直後には気にならなかった症状が後から出てきた場合も、その変化をきちんと伝えましょう。
野毛・桜木町・関内周辺で交通事故後の痛みにお困りの方へ
交通事故後に病院で「レントゲンでは異常なし」と言われても、首や腰などの痛みが続くことがあります。
大切なのは、画像検査の結果だけで自己判断するのではなく、現在の症状や身体の変化も含めて確認していくことです。
まずは整形外科などの医療機関で診察を受け、症状が続く場合や変化した場合には、そのことを医師へ伝えましょう。
野毛整骨院では、交通事故による頚椎捻挫や腰部捻挫、打撲などについてご相談を受け付けています。
整形外科を受診したうえで整骨院への通院を検討されている方や、保険会社への連絡などについて分からないことがある方もご相談ください。
また、交通事故では身体のことだけでなく、保険や補償などについて疑問が出てくることもあります。必要に応じて、交通事故に詳しい弁護士のご紹介も可能です。
野毛・桜木町・関内周辺で、交通事故後の首や腰の痛みにお困りの方は、野毛整骨院までお気軽にご相談ください。







