院長のブログ
8月3日「はちみつの日」
8月3日は語呂合わせで「はちみつの日」と言われています。
はちみつは天然の栄養成分の宝庫と言われ、いろいろな栄養成分がバランスよく含まれていて、セキや喉の痛み、風邪予防、抗菌・殺菌、保湿、腸内環境を整えるなど、体にとって嬉しい効果がたくさんあります。
ミツバチは蜜だけでなく花粉も集めて巣に持って帰ってきます。
そのため、はちみつには1g中に3〜20万個もの花粉が入っています。
その花粉にタンパク質、カルシウム、ビタミン、カリウム、鉄、ミネラルが含まれています。
さらにはちみつ小さじ1杯と、砂糖大さじ1杯がほぼ同じ味になります。
カロリーもはちみつは100gあたり294kcal、砂糖は100gあたり384kcalなので、はちみつは砂糖よりも20%強カロリーが抑えられる甘味です。
花の種類ではちみつの栄養価も若干の違いがあります。
▶マヌカハニー
ニュージーランドにだけ生息する樹木で白くて小さい花を咲かせます。
はちみつは濃い色をしていて少しクセのある味で少々食べにくいですが、効能はメチルグオキサートという整腸作用のある成分が入っています。
▶国産アカシア
透明度が高く味にクセがありません。
メタボリックシンドローム予防に有効な低GI食品です。
▶国産そばはちみつ
黒に近い色で、香りが強く黒砂糖のような濃厚な味わいです。
甘味の中にえぐみを含む独特な風味が特徴で、ミネラルと鉄分が通常のはちみつより若干多いそうです。
腸内環境の整っていない1歳未満の乳児には、はちみつを与えてはいけません。
はちみつに混入しているボツリヌス菌によって乳児ボツリヌス症を発症するリスクがあるからです。
ボツリヌス菌は加熱しても死滅しないので、はちみつ入りの飲料やお菓子にも気をつけましょう。
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