食物繊維の働き

昔は体に必要なものではないと思われていましたが、今は研究によって第六の栄養素と言われるほどまで重要視されるようになりました。

食物繊維には水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維に分けられます。

 

▼水溶性食物繊維

粘着性によって胃腸内をゆっくり移動するので、お腹がすきにくくなり食べ過ぎを防いでくれます。

糖質の吸収をゆるやかにして食後血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。

大腸内で発酵・分解されるとビフィズス菌などが増えて腸内環境が良くなり、整腸効果が期待できます。

便を柔らかくし、便の滑りを良くします。

わかめ、昆布、里芋、果物、大麦、オーツ麦などの食品に含まれています。

 

▼不溶性食物繊維

胃や腸で水分を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激して蠕動運動を活発にすることによってお通じを良くします。

また、よく噛んで食べるため食べ過ぎを防ぎ、あごの発育を促すことで歯並びを良くします。

不溶性食物繊維を多く含む食べ物に穀類、キノコ類、豆類、野菜、海藻、甲殻類の殻などがあります。

 

▼水溶性・不溶性食物繊維の両方を多く含んでいる

ごぼう、人参、かぼちゃ、納豆

 

日本人の多くは食物繊維が不足気味と言われています。

食物繊維が不足すると便秘や肥満のリスクに繋がります。

適量の食物繊維を摂取するためには野菜や果物を食べる回数を増やすことが大切です。

☐野菜は加熱してカサを減らす。

☐味噌汁やスープは具沢山にする。

☐１日１個果物を食べる。

☐豆類・豆製品を１日1回食べる。

などの工夫をして食物繊維をたくさんとりましょう。

 

 

 

★野毛整骨院の場所★

住所：神奈川県横浜市中区吉田町64-1

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横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。