院長のブログ
猫背について
猫背になると見た目だけでなく日常生活にも支障が出ます。
日本人の体型は欧米人に比べて全体的に平たく、筋肉量も少ないと言われています。
線の細い骨格では頭の重さを支えるのにかなり負担がかかります。
猫背の原因の1つ目は筋肉の低下によって姿勢が崩れて引き起こされます。
正しい姿勢を支えるのに欠かせない筋肉が衰えていくと、身体の軸をまっすぐ保てなくなります。
2つ目は生活習慣によるものです。
パソコンやスマホの画面を長時間見続けると、常に前屈みの姿勢になり、肩が内巻きで背中が丸くなってしまいます。
また、座っている姿勢が悪かったり運動不足になっていると、背中や肩周りの筋肉も衰えてより猫背になりやすくなります。
猫背による悪影響
・肩や首に痛みが出る
背中が丸まりアゴが前にでた姿勢だと頭の重みが首や肩に直接かかってしまいます。
負担がかかると筋肉は硬くなるため、首や肩に違和感が出ます。
この状態が続くと首や肩のトラブルに繋がってしまいます。
・腰に痛みが出る
上半身の重心がズレるため腰にも負担がかかります。
本来はお腹の筋肉や背骨、肩で支えられるはずが、腰だけに極端に負担がかかるので腰への負担は感じやすくなります。
慢性的に腰の痛みで悩んでいる人は、座っている時に自分の姿勢がどうなっているか確認しましょう。
・集中力の低下
猫背の姿勢では肺などの内臓を圧迫している状態のため呼吸が浅くなります。
これでは軽い酸欠状態が続いているので集中力も低下してしまいます。
しっかり休息をとっているのにぼーっとしてしまう方は姿勢を見直してみましょう。
猫背を続けるメリットは何もありません。
今すぐ良い姿勢を意識しましょう。
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