院長のブログ
「運動療法」とは?
「運動療法」とは、運動を行うことによって障害や疾患の治療を行い、改善や予防を図るために行う運動のひとつです。
身体的・精神的な機能の回復効果があり、心身を健やかに保つのに効果的で、それによってQOL(生活の質)の向上が期待できます。
整形疾患、脳血管疾患、内科疾患、精神疾患など様々な病気や障害を持つ方を対象に行われます。
整骨院では骨折などの怪我で一時的に低下した筋力の回復を目的とした治療を行うのがほとんどです。
整復や固定のために患部を安静にしていると、関節と筋肉が硬くなりスムーズに動かせなくなります。
怪我が治った後も通常通りの機能に回復するまで時間がかかり日常生活にも支障が出たり、再発のリスクが高くなったりします。
運動療法の種類には、有酸素運動・筋力トレーニング・ストレッチなどいくつかあり、患者さんの症状に合ったものを取り入れます。
有酸素運動はウォーキング、エアロビクス、水泳、サイクリングなど筋肉を動かす際のエネルギーに酸素を使う運動です。
無酸素運動は短距離走、筋力トレーニング、ウエイトリフティングなど短時間で運動強度が高いものを言います。
筋力トレーニングは文字通り筋力を高めるために行う運動です。
ストレッチは筋肉を柔らかく、しなやかにして柔軟性を高めます。
怪我の予防や疲労の回復のために運動の前後に取り入れます。
内科疾患では糖尿病の予防・改善に運動療法は効果的と言われています。
2型の糖尿病は過食による肥満、運動不足といった生活習慣が主な原因なので運動療法を取り入れることはとても大切です。
わからないこと、気になることなどあればお気軽に野毛整骨院にご相談ください。
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