院長のブログ
「腸脛靭帯炎」とは?
長時間のランニングなどで膝の外側が痛む場合、腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)になっている可能性があります。
腸脛靭帯とはお尻の筋肉から始まり膝下の外側に繋がっています。
ランニングなどで足を地面についたときに上半身が傾かないように支える役割をします。
腸脛靭帯炎になる主な原因はいくつかあります。
①長距離のランニング。
きちんと休息を取らずに練習を続けると痛みを起こしやすくなります。
硬いアスファルトでの練習でも痛みを引き起こします。
②O脚。
O脚の人は太ももからスネにかけて曲がっているため、足の外側を走っている腸脛靭帯が大腿骨外側の出っ張りに擦れやすくなります。
③急に運動を始めた人。
これまで運動をしてこなかった人が急に運動を始めたときに痛めやすいです。
運動中や運動後に膝の外側に痛みが出る。主に下り坂を走るときに痛みが増すなどの症状が現れます。
ー腸脛靭帯のストレッチのやり方ー
1、足を伸ばして座り、片方の足をクロスさせて立てます。
2、その足を逆側の手で押さえ、上半身を捻ります。
立てた足の後ろへ振り向くようなイメージです。
3、太ももの外側が伸びている感じがあればOKです!
1、ベッドの端に横向きになって寝ます。
2、上になっている足を膝を伸ばしたまま後ろに伸ばします。この時力を抜いて足の重みで伸びるようにします。
膝の外側の痛みには腸脛靭帯炎の他に膝の軟部組織を痛めている場合や、腰からの痛みの場合もあるため、自己判断で病名を決めず、ちゃんと専門医に診てもらいましょう。
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