院長のブログ
「あざ」を早く治す方法
気付いたらあざが出来ていたことはありませんか?
医療用語では「皮下出血」と言います。
ほとんどのあざは転んだりぶつけたりして出来る内出血によるもので、時間が経てば自然に治る健康には害のものです。
しかし、なかには痛風や血小板減少症といった深刻な病気のサインであることも…。
内出血は皮膚の内側で出血が起こってできるものです。
私たちの皮膚の下には目にみえる血管だけでなく、さらに細かい毛細血管が網目のように広がっています。
毛細血管の壁はとても薄いため、外側から衝撃が加わると簡単に破れてしまいます。
破れた血管の壁から出た血液は、ゆっくり周りの組織に広がっていきます。
その状態が赤血球の状態や光の影響で、青色から紫色に見えます。
ぶつけやすい腕、足、顔などは比較的皮膚が薄いので内出血が目立ちやすくなります。
時間の経過とともに少しずつ血液が吸収されるため、徐々に黄色っぽくなり最終的には消えていきます。
しかし、目立つ内出血は早く治したいものですよね。
▼対処方法▼
応急処置の「RICE」で内出血を緩和しましょう。
R(rest):安静
I(ice):冷やす
C(compression):圧迫
E(elevation):高い位置に上げる
こうすることで腫れや内出血を和らげることが出来ると言われています。
まずは安静にし、冷やすことを念頭に置き、それでも気になるときは診察を受けるようにしましょう。
最近では医師の指示のもと処方される「ヘパリン類似物質」を使うこともあるそうです。
ヘパリン類似物質には保湿・血行促進・抗炎症作用の働きがあり、血液の凝固を阻止する働きがあるので、内出血のあざを早く治す効果が期待できるようです。
☐1週間以上様子を見ても薄くなる様子が見られない
☐ぶつけた記憶がないのに内出血ができている
☐強い痛みを伴う内出血
これらの気になる内出血は自己判断せず一度病院を受診しましょう。
≪筋膜リリース療法≫
Fascia Slick Technic(通称FaST)というアメリカ発の筋膜リリース最新テクニックを行っています。
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筋膜以外にも靭帯や関節、手術後に起こる癒着にも効果が高く、これらの後遺症にお悩みの方にもお勧めしています。
当院は、正規の講習を受講してライセンスを取得した認定テクニシャンが在籍する、横浜でも数少ない治療院です。
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