院長のブログ
背中について
背中には健康に関わる筋肉があり、背中の筋肉が凝ることによって肩こり・腰痛にも繋がって、日常生活にも大きな影響が出てきます。
背中には「脊柱起立筋」「広背筋」「僧帽筋」という3つの広範囲に及ぶ大きな筋肉があります。
脊柱起立筋:背骨に沿って付いていて、後頭部から骨盤にかけて伸びている筋肉です。上半身を起こす、背筋を伸ばす、体幹を真っ直ぐ維持する時に使われています。
広背筋:背中の真ん中から脇の下、骨盤にまで広がっている筋肉です。水泳選手の背中が逆三角形に見えるのはこの筋肉で、肩や肩甲骨の動きに関わっています。
僧帽筋:後頭部から肩、背中の真ん中にかけて付いている筋肉で、肩甲骨や肩の働きをコントロールしています。
背中の筋肉を鍛えることによって姿勢が良くなります。
鍛えると支える力が強くなり、どんな姿勢でいても脊柱を安定させることができます。
逆に背中の筋肉が弱いと、重いものを持ち上げた時に痛みや怪我を招くことがあります。
ちなみに運動不足も痛みや凝りの原因に繋がります。
背骨は正式には脊柱と呼び、おおまかに椎骨とクッションの役割の椎間板からなります。
積み木のように交互に重なりあっていて、頚椎は7個、胸骨は12個、腰椎は5個からなっています。
脊柱はからだの軸として、さらに脊髄神経の通り道としての役割があり、体を自在に動かすために多くの関節があります。
そうすると負担もかかりやすく、ケガもしやすくなります。背骨は身体の大黒柱なので普段から労わってあげたいですね。
「長時間悪い姿勢でデスクワークを行う」「膝を伸ばしたまま重い荷物を持ち上げる」「足を組んで座る」などがある方は体が歪み、正しい姿勢が保てなくなっていて、腰や背中に大きな負担がかかっています。
長時間デスクワークをするときは適度に休憩をとり、パソコンの画面は目線と同じ高さにする。
重い荷物を持ち上げるときは、腕だけで持ち上げようとせず、膝を曲げて足の力も使う。
足を組む癖のある人は、デメリットを理解して徹底的に意識しましょう。
≪筋膜リリース療法≫
Fascia Slick Technic(通称FaST)というアメリカ発の筋膜リリース最新テクニックを行っています。
ステンレス製の特殊な形状に研磨加工されたインストルメント(器具)を使い、今まで手指では難しかった筋膜の再生を早期に再生させる施術方法です。
筋膜以外にも靭帯や関節、手術後に起こる癒着にも効果が高く、これらの後遺症にお悩みの方にもお勧めしています。
当院は、正規の講習を受講してライセンスを取得した認定テクニシャンが在籍する、横浜でも数少ない治療院です。
FaSTホームページ ☞ http://www.fasciaslick.com/provider/pref_14.html