院長のブログ
脳梗塞のリハビリその1
脳梗塞のリハビリは、身体機能の回復や日常生活への復帰を目指す重要なプロセスです。
リハビリの内容は、症状の重さや患者の状態に応じてカスタマイズされます。
大きく分けて以下のような種類があります。
①身体機能の回復を目指すリハビリ
運動療法(理学療法:Physical Therapy)の目的は、麻痺や筋力低下した部分を動かせるようにし、身体のバランスや歩行能力の回復を目指します。
☐麻痺した手足のストレッチや関節運動。
☐筋力トレーニング。
☐平衡感覚を鍛えるための立位練習や歩行練習。
☐器具(歩行器や杖など)を使った移動の練習。
②日常生活動作(ADL)の改善
作業療法(Occupational Therapy)の目的は、日常生活で必要な動作を取り戻し、できる限り自立した生活を送れるようにします。
☐着替え、食事、入浴、トイレなどの基本動作の練習。
☐家事や趣味などの活動を再びできるようにする練習。
☐麻痺した手足を活用した細かい作業(ペンを握る、ボタンをかけるなど)のトレーニング。
③言語やコミュニケーション能力の改善
言語療法(Speech Therapy)の目的は、脳梗塞による言語障害や嚥下障害の改善を目指します。
☐発声練習や発音練習。
☐言葉を理解したり思い出したりする練習。
☐嚥下機能のリハビリ(飲み込みの練習)や食事中の姿勢指導。
☐コミュニケーション手段(筆談や絵カード)を使った訓練。
④心理・認知機能の改善
認知リハビリテーションの目的は、注意力、記憶力、判断力などの認知機能の回復を目指します。
☐記憶力や集中力を鍛えるためのパズルや計算練習。
☐認知課題(絵を見て問題を解くなど)。
☐生活の中で認知機能を活用する練習(買い物の計画を立てるなど)。
⑤精神的サポートと社会復帰
心理サポートの目的は、脳梗塞後の精神的な不安やうつ症状の軽減を目指します。
☐カウンセリングや心理療法。
☐同じ経験をした患者同士の交流(ピアサポート)。
社会復帰支援の目的は、家庭や職場、地域社会での生活に戻るための支援を行います。
☐仕事復帰のためのトレーニング。
☐公共交通機関の利用練習や外出支援。
☐福祉サービスや補助具の利用方法の指導。
★野毛整骨院の場所★
住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1
吉田町商店街の吉田町本通りにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。
桜木町駅と関内駅、日ノ出町駅と馬車道駅を結んだのちょうど真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所です。
横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。
★交通事故治療★
当院では交通事故によるケガの治療も行っています。
交通事故によるトラブルについては「無料で相談できる弁護士さん」を紹介することも可能です。
お気軽にご相談ください。