

院長のブログ
マラソン後のリカバリー
1. レース直後(当日)
(1)水分補給
• 失った水分・電解質を速やかに補給する
• 汗で失われたナトリウムやカリウムを補うために、スポーツドリンクや経口補水液を飲む
• 水分補給不足による脱水や熱中症を防ぐため、喉が渇いていなくてもこまめに飲む
(2)クールダウン & ストレッチ
• 急に動きを止めない
• 走り終えた直後に急に座ると血流が滞り、めまいや立ちくらみを引き起こす
• 10~15分程度ウォーキングをしてから静的ストレッチに移行
• ストレッチで筋肉の緊張を和らげる
• ふくらはぎ・太もも・ハムストリング・腰を中心に軽く伸ばす
• 強く伸ばしすぎると逆に筋肉を傷つける可能性があるため、心地よい程度にキープする
(3)栄養補給
• 筋肉の回復を促す食事が大事
• 走り終えた直後は、消化が良く吸収の早い炭水化物(バナナ、おにぎり、パンなど)を補給する
• 30分以内にたんぱく質(プロテイン、鶏肉、卵、大豆製品)を摂ると筋肉修復が早まる
• ビタミンやミネラル(野菜、フルーツ)も積極的に摂取
(4)アイシング(必要な場合)
• 膝や足首に痛みがある場合は、氷で冷やす
• 炎症を抑えるために、15~20分程度アイシングすると効果的
• 強い痛みがある場合は、整骨院や医療機関で診てもらおう
2. 翌日~3日後
(1)アクティブリカバリー
• 完全な休息ではなく、軽い運動で血流を促進する
• ウォーキング(20~30分)や軽いストレッチを行う
• プールでのウォーキングやスイミングも効果的
(2)筋肉回復を助ける食事
• たんぱく質をしっかり摂る
• 肉・魚・豆類・卵などを意識して摂取する
• 抗酸化作用のある食材を活用する(緑黄色野菜・果物類・海藻類・甲殻類)
• 疲労回復に役立つビタミンC(柑橘類・キウイ・パプリカ)やビタミンE(ナッツ・アボカド)
• 鉄分を補給し、貧血を防ぐ
• レバー、ほうれん草、ひじきなどで鉄分を補給
• 吸収を助けるビタミンC(柑橘類など)と一緒に摂ると効果的
(3)十分な睡眠
• 6~8時間の質の高い睡眠を確保したい
• 成長ホルモンが分泌され、筋肉の修復が進む
• 深い眠りを促すために、寝る前のスマホ・カフェイン摂取を控える
3. 1週間後~
(1)軽いランニングの再開
• 体調を見ながらゆっくり開始する
• 最初はキロ7~8分のペースで3~5km程度から開始する
• 筋肉痛や違和感があれば、無理せずウォーキングに切り替える
(2)フォームや走りの振り返り
• 疲労や痛みが出た部位をチェックする
• どこに負担がかかったのかを分析し、フォームを見直す
• ランニングシューズの劣化チェックも重要(クッション性が失われていないか確認)
(3)整骨院や整体・マッサージでケア
• 筋肉の張りをほぐすために、整骨院やマッサージを活用する
• 筋膜リリースやストレッチ施術を受けると、リカバリーが早まる
• 特に股関節や膝の違和感がある場合は専門家に相談するといい
4. マラソン後のリカバリーにおける注意点
(1)オーバートレーニングを避ける
• 疲労が抜ける前に無理に走らない
• 回復が不十分だと、ケガのリスクが高まる(疲労骨折・腱炎など)
• 休息もトレーニングの一部と考える
(2)関節や筋肉の痛みが長引く場合は医療機関へ
• 通常の筋肉痛なら3~4日で軽減するが、痛みが長引く場合は要注意
• 強い痛みや腫れがある場合は、整骨院や整形外科などの医療機関で診てもらう
(3)次のレースへの準備を計画的に
• 目標レースに向けたトレーニング計画を立てる
• どのタイミングで本格的な練習に戻すかを調整する
• 無理に次のレースにエントリーせず、体調を優先する
★野毛整骨院の場所★
住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1
吉田町商店街の吉田町本通りにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。
桜木町駅と関内駅、日ノ出町駅と馬車道駅を結んだのちょうど真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所です。
横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。
★交通事故治療★
当院では交通事故によるケガの治療も行っています。(自賠責保険)
交通事故によるトラブルについては「無料で相談できる弁護士さん」を紹介することも可能です。
お気軽にご相談ください。