院長のブログ
ビタミンEの働き
ビタミンEは脂溶性ビタミンに分類され水に溶けにくい性質があります。
抗酸化ビタミンとも呼ばれていて、様々な病気の要因となる過剰な活性酸素の働きを抑えてくれる大事な役割があります。
加齢によって発症しやすい疾患の予防にも役立ち、老化防止にも関与していることから別名『若返りのビタミン』とも呼ばれているんですよ。
食品ではアーモンドなどの種実や小麦胚芽、植物油、魚介類、豆類、穀類、野菜類などに豊富に含まれています。
しかし、光に弱い特徴があるため、ナッツ類などは日光を避けて保存しましょう。
その一方で、熱や酸には強いので、調理することによって栄養がなくなってしまうことはほとんどありません。
生で食べるよりも、炒めたり油脂と一緒に食べた方が吸収率が高くなります。
ビタミンEは様々な食品から摂取できるので欠乏症や過剰症は起こりにくいと考えられています。
通常の食事であれば過剰に摂取してしまうことはほとんどありませんが、長期間食事が偏っていたり、サプリメントを使っている方は過剰に摂取してしまう可能性があります。
ビタミンEを過剰に摂取すると軽度の肝障害のリスクがあったり、血液が止まりにくくなる、下痢などの症状が現れます。
サプリメントを飲む際は用法・用量を守って過剰摂取しないよう注意しましょう。
最近の研究によってビタミンEの過剰摂取が骨量を減らし、骨粗鬆症のリスクを高めているのではないかと言われていて注目を集めています。
欠乏症の場合は、溶血性貧血、眼の障害、筋力低下、神経障害、不妊症などが起きる可能性があると言われています。
筋力低下や神経障害が起きると頭痛か肩こりにもつながってしまいます。
また、抗酸化力も低下するためシミ・シワができやすくなります。
わざわざサプリメントを使ってまでビタミンEを摂取するのではなく、バランスの取れた食事を心がけて、食事から適量をとれるようにしましょう。
★野毛整骨院の場所★
住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1
吉田町商店街の吉田町本通り沿いにあります。鶏肉専門店「梅や」さんの向いです。
大岡川の近く、都橋からすぐです。
横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。