院長のブログ
ストレートネックについて
首に不調があってレントゲンを撮ったら「ストレートネックですね」と言われた経験がある人もいるのではないでしょうか。
首は真っ直ぐだと思われがちですが、人間の頭の重さを支えるため緩やかなS字の形をしています。
このカーブのおかげで頭が体の真上に位置することが出来て、首や肩の筋肉は必要最小限の力で、重たい頭を支えることができるのです。
ストレートネックの原因は、悪い姿勢を毎日あるいは長時間続けることにあります。
デスクワークなどで座った姿勢のままパソコンやスマホを見続けると、背中や腰が丸まり、自然と首が前の方に出てきて頭を突き出したような姿勢になります。
一時的なもので、正しい姿勢に戻せば問題ありませんが、首が真っ直ぐになってしまう悪い姿勢を長期間続けると、関節や筋肉がそのままの状態で固まって、姿勢を正しても背骨のカーブが真っ直ぐのまま戻らなくなってしまいます。
筋肉のこりが続くと頚椎の関節にも負担がかかり、関節が原因の痛みが発生することもあります。
頚椎が変形すると神経を刺激して、痛みやしびれを生じることもあります。
=セルフチェック=
壁にお尻と背中をつけて立ち、「後頭部、肩甲骨、お尻、かかと」の4ヶ所が自然に壁につくかチェック。
無理をしないとくっつかない場合はストレートネックになっている可能性が高いです。
ストレートネックは日々の習慣での予防を心がけましょう。
・同じ姿勢を続けない。
・デスクワークの時、1〜2時間に1度は軽く体を動かす。
・適度に運動する習慣を取り入れる。
・パソコン画面の高さ、椅子の角度・高さを調節して首の負担を軽減させる。
・長時間下を向いた姿勢でのスマホの使用を控える。スマホを使う時は、本体を顔の高さまで上げるようにする。
≪筋膜リリース療法≫
Fascia Slick Technic(通称FaST)というアメリカ発の筋膜リリース最新テクニックを行っています。
ステンレス製の特殊な形状に研磨加工されたインストルメント(器具)を使い、今まで手指では難しかった筋膜の再生を早期に再生させる施術方法です。
筋膜以外にも靭帯や関節、手術後に起こる癒着にも効果が高く、これらの後遺症にお悩みの方にもお勧めしています。
当院は、正規の講習を受講してライセンスを取得した認定テクニシャンが在籍する、横浜でも数少ない治療院です。
FaSTホームページ ☞ http://www.fasciaslick.com/provider/pref_14.html