院長のブログ
わる〜い「ほくろ」
一般的なほくろは、皮膚の一部にメラニン色素を含む良性の母斑細胞の集まりで、健康上問題ありません。
悪性黒色腫(メラノーマ)は皮膚の中にあるメラニン色素を作る細胞が癌化したものです。
初期のうちはほくろとの見分けがつきにくいため、発見が遅れることが問題になります。
早期であれば手術だけでも完治させることができます。
「前からあったから大丈夫。」なんて思いが命取りになるかもしれません……。
まずはほくろに見えるものが良性か悪性か判断する必要があります。
腫瘍には多くの種類があるため、目視だけでなく病理検査を行う必要があります。
病理検査では病変部を切除し、顕微鏡で拡大して確認します。
①シミやほくろの形が左右対象でない。きれいな丸型ではない。
②シミやほくろの周りがギザギザしている。境界線がはっきりしていない。
③シミやほくろの色が均一でない。濃淡が混じっている。
④ほくろが盛り上がっている。
⑤シミやほくろの直径が6mm以上ある。
⑥急激に大きくなっている。
鉛筆の芯の直径が6mmなので、鉛筆を置いたときにはみ出ると6mm以上の大きさと言えます。
上記の項目が2つ以上当てはまるようなら一度皮膚科を受診した方がいいと思います。
がん細胞の特徴として異常な増殖力があるので、短期間で急激に変化するほくろは要注意です。
日光や紫外線が当たりにくい足の裏などにほくろが存在するのは異常だと考えられています。
足の裏にほくろがある人はじっくり観察してみてください。
メラノーマと診断されると、さらに詳しく検査をするためCT検査やレントゲンなどを行い、がんのステージやそれに合わせた治療方針を決めていきます。
早期に発見できれば簡単にがん細胞を切除できて後遺症の心配もありません。
がんが進行して他の部位に転移してしまうと、手術の範囲が広くなってしまったり、化学療法などを並行して行う必要性も出てきます。
「怪しいかな?」と少しでも感じたら早めに皮膚科の先生を受診しましょう。
★野毛整骨院の場所★
住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1
吉田町商店街の吉田町本通り沿いにあります。鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。
桜木町駅、関内駅からド真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所。
横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。
★交通事故治療★
当院では交通事故によるケガの治療も行っています。
交通事故によるトラブルについては無料で相談できる弁護士さんを紹介できます。
お気軽にご相談ください。