院長のブログ
いてっ!「突き指」
ボールを使ったスポーツ、コンタクトスポーツなどでよく見られます。
日常生活でも指先に物が当たったり、引っ掛かったりして指を怪我をした時のこと言います。
指の関節周囲の筋肉、腱や靭帯、骨、関節包などを痛める捻挫のような怪我のことです。
軽度の場合、指が曲がりにくいかな?と感じる程度で、痛みはあまりなかったりします。痛めた周囲の軟部組織に軽度のダメージがある状態です。
中度の損傷があると、見てわかる位の腫れや痛みが出ます。時には患部に熱を持つことも。動かせる範囲もいつもの半分くらいになります。軟部組織に部分的な損傷を起こしています。
重度の損傷になると、自力ではほとんど動かせなくなります。腫れも内出血も強く出て、患部には熱を持ちます。関節周囲の筋肉や靭帯などの軟部組織が完全に断裂してしまい、骨折や脱臼の可能性もあります。
昔は「引っ張れば治るよ!」なんて言われていましたが、逆効果です。
痛めた組織にさらに傷を付けてしまうため注意してください。
受傷直後は氷水でアイシングを行い、無理に動かさないようにします。
またすぐに治療を始められると治りも早く、軽度のものであれば1ヶ月もすれば痛みもほとんどなくなります。
重度の場合、初期の段階でしっかりと固定をし患部を安静にできれば、治るのにそれほど長い期間かかりません。
固定が取れたら固まってしまった関節を少しずつ動かしていき可動域を広げるリハビリが必要になります。
突き指でも程度によっては骨折を伴うことがあるため、痛みが引かないようであれば早めに受診して適切な治療を行いましょう。
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