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「変形性膝関節症」

男女比だと女性の方が多く、時間をかけて進行するため高齢者になるほど罹患率は高くなり、症状も重くなっていく傾向にあります。

膝関節のクッションである軟骨が加齢などによりすり減り骨と骨の隙間が狭くなり、骨同士がぶつかるとトゲのような物ができ、骨が変形してきます。

 

●初期症状

動き始めに膝のこわばる感じが出ます。

体を動かしていくうちに症状が消えるため、あまり気にならない人がほとんどです。

●中期症状

気になる感じが休んだら無くなっていたものがなかなか消えず、正座や階段の上り下りが困難になります。

炎症が進むため膝に熱をもったり腫れてきます。

関節がすり減るので変形が目立つようになり、歩くと軋むような音がします。

●末期症状

関節軟骨がほとんどなくなり骨同士が直接ぶつかります。

じっとしていても痛みが出たり、歩く、座る、階段の上り下りなど全ての動きが困難になり日常生活に支障をきたします。

動くことに制限が出てきてしまうため、精神的な負担も大きくなりがちです。

 

まずは保存療法で痛みの軽減を目指します。

痛みによって緊張した筋肉の緊張を取り除きます。

熱を持っている感じがあればアイシングをし、熱がなければ温めて血流を良くします。

痛くて足を動かさなくなると、足の筋力が落ちて関節の安定性が悪くなります。

その悪循環に陥ると悪化の一歩を辿ってしまうため、初期の段階からウォーキングやストレッチ、簡単な筋トレなどケアするようにしましょう。

一人で簡単にできる筋トレで、椅子に座った状態で膝を90°伸ばし10秒キープしておろすを5回。この運動をできれば毎日続けてやってみましょう。

変形性膝関節症は急になるものではなく、徐々に進行していく疾患のため、予防や早期治療が可能です。

一度変形してしまった骨は元に戻らないため、進行する前に我慢せず治療を開始しましょう。

膝の痛みや困っていることがあれば、お気軽に野毛整骨院にご相談ください。

腰痛 坐骨神経痛 なら桜木町 関内の整骨院

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