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「腰椎分離症」とは?

成長期は骨の構造が弱いため体が柔らかい中学生の頃に、ジャンプや背中をそらす、腰を捻る動作を同じ方向に繰り返すことで腰椎の後方部分に亀裂が入り、疲労骨折が生じている状態です。

1回の衝撃で怪我をするのではなく、スポーツの練習などで繰り返し力が加わることによって発症します。

一般の人ではそこまで多く分離症になる人はいませんが、スポーツ選手では4割程度の人がなっていると言われています。

診断は主に問診と身体所見、画像所見で行います。

分離症があっても強い痛みや日常生活に支障が出ないものがほとんどです。

主な症状は腰を反らす動作で痛みが出ることが多いです。

成長期のスポーツをしている子で腰痛が2週間以上続く場合は腰椎分離症を疑います。

腰だけでなく、お尻や太ももにも痛みやしびれが出ることもあります。

スポーツ中だけでなく長時間の立位、座位でも痛みが出ることがあります。

腰椎分離症の方の多くは、下肢の柔軟性低下などを起こして腰へのストレスを強めてしまいます。

股関節周りを中心とした下肢のストレッチを行い、体幹を強化するリハビリや、腰周りの筋肉のマッサージを実施していきます。

治療せずに放置していると、分離すべり症に進行していくことがあります。

分離すべり症とは、骨の分離が引き金となって腰椎が前方や後方にずれる病気です。

若い頃の腰痛を放置していると、歳を取ってからの腰痛に悩まされるのも少なくありません。

早期発見・早期治療を目指しましょう。

 

腰痛 坐骨神経痛 なら桜木町 関内の整骨院

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