院長のブログ
料理も怪我治療も手順が大切って話
料理をする人はご存知の通り調味料にも入れる順番があるように、
ケガの治療にも順番がある、というお話です。
料理には「さしすせそ」という言葉があります。
これは調味料を入れる順番を表したもので、砂糖 → 塩 → 酢 → 醤油 → 味噌という流れで使うのが基本らしいです。
なぜこの順番なのかというと、それぞれの調味料には特徴があるからだそうです。
まず砂糖は分子が大きく、食材に浸透しにくいため最初に入れます。
次に塩を入れることで味が引き締まります。
先に塩を入れてしまうと食材が締まり、砂糖が入りにくくなります。
酢は加熱しすぎると酸味が飛ぶため後半に入れます。
醤油や味噌は香りが大切なので仕上げに近いタイミングで入れるのがポイントです。
つまり、料理は「何を入れるか」だけでなく「どの順番で入れるか」が仕上がりを大きく左右するのです。
この考え方は、私たちのケガの治療にも非常に似ていて、実はケガ治療にも「順番」があります。
ケガをしたとき、「とにかく早く治したい」と思うのは当然ですが、順番を無視してしまうと、かえって回復を遅らせたり再発の原因になることがあります。
ケガの治療は大きく分けて、以下の流れで進みます。
①初期(急性期):ケガをしてすぐの時期です。
この時期は、炎症(腫れ・熱感)、痛み、内出血が強く出ることが特徴です。
ここで大切なのは、無理に動かさないことと炎症をコントロールすることです。
適度なアイシングや安静、適切な固定などが重要になります。
この段階で無理にストレッチや運動をしてしまうと、傷ついた組織をさらに悪化させてしまう可能性があります。
料理で言えば、まだ火加減が整っていない状態で調味料を入れてしまうようなものです。
②回復期:痛みや腫れが少し落ち着いてくる時期です。
ここからは徐々に、軽い運動、可動域の改善、血流の促進を行っていきます。
この段階で重要なのは「動かし始めるタイミングと強さ」です。
早すぎてもダメ、遅すぎても回復が遅れます。
適切な負荷をかけることで、組織の修復が促進され、より良い状態で治っていきます。
③リハビリ期(再発予防期):日常生活は問題なくなってきたが、まだ完全ではない状態です。
ここでは、筋力の回復、、動きの改善、体の使い方の修正を行います。
この段階をしっかり行わないと「治ったと思ったのにまた痛くなった」という再発につながります。
ここは料理でいう仕上げの工程。
最後のひと手間で、完成度が大きく変わる部分です。
順番を守ることが、結果を変える。
料理も体のケアも同じで、順番を守ることで最大の効果が出ます。
・いきなり運動する → 悪化
・安静にしすぎる → 回復が遅れる
・リハビリを省く → 再発
どれも「順番のズレ」が原因です。
逆に言えば、正しい順番で進めれば、回復はスムーズになり、再発も防げます。
調味料の「さしすせそ」があるように、ケガの治療にも正しい順番があります。
この流れを理解することが、「早く治す」だけでなく「しっかり治す」ことにつながります。
最終的な仕上がりは「順番」で決まります。
焦らず、正しいステップで味も身体も整えていきましょう。
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