院長のブログ
目がえぐられるように痛い「群発性頭痛」
人間が感じる痛みの中で最悪と言われる程の強い痛みが、目の奥やこめかみの部分に毎日のようにほぼ同じ時間に何時間も続きます。
群発性頭痛のメカニズムはまだ詳しく解明されていませんが、目のすぐ後ろにある太い血管が広がり、その周囲に炎症が起きて神経を刺激するために起こると考えられています。
比較的稀な頭痛のため認知度も低い傾向にあり、周囲に理解されず辛い思いをする方も少なくありません。
大まかな特徴として、
1年に1周期1カ月程度、1日1回午前中に1時間程度の痛みが出ます。
頭痛と共に鼻水や鼻詰まり、目の充血、涙がポロポロ出るなどの症状を伴う事があります。
働き盛りの男性に圧倒的に多く見られるのも大きな特徴です。
飲酒をすると痛みが起こりますが、頭痛の出ている期間を過ぎてしまえば飲酒をしても痛みは出ません。
また、血管を拡張する薬を飲んでいる方は医師に相談しましょう。
ー対処法ー
群発性頭痛は発作時の痛みがとても強く、市販の鎮痛剤では効果がありません。
効果のある薬や治療のため、まずは専門医の診察を受けましょう。
群発性頭痛と同じく、くも膜下出血や脳腫瘍なども激しい痛みが出ます。
中には重篤な症状が隠れている頭痛もあり、その場合は緊急を要するため、
・突然起こる激しい頭痛。
・麻痺、ろれつが回らない、痺れを伴う頭痛。
・頭をぶつけた後に出始めた頭痛。
・鎮痛薬を月に10日以上服用している。
・頭痛に加えて発熱が続く。
このような症状が出たら早急に病院を受診することを勧めます。
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