お知らせ お知らせ

長のブログ

医食同源

「食事が薬になる」

食事が薬になると聞くと、少し大げさに感じるかもしれません。でも実はこれは医学や栄養学の世界で当たり前になってきている考え方です。薬といえば薬局や病院でもらうものというイメージがありますが、実は私たちが毎日食べている「食事」も体にとっては立派な「薬」になることがあるのです。

 

「食べたもので、体はつくられている」

まず大前提として知っておきたいのが、「私たちの体は食べたものでできている」という事実です。筋肉も、骨も、血液も、肌も、すべて口から摂った栄養でつくられています。

たとえば、たんぱく質が不足すれば筋肉が落ちやすくなり、鉄分が不足すれば貧血になり、ビタミンCが足りなければ免疫力が落ちて風邪を引きやすくなります。逆に、これらをしっかり補うことで、体の不調を防ぎ、自然治癒力を高めることができるのです。

つまり食事は「体のメンテナンス」や「予防医療」の一つ。まさに“薬”と同じような働きをするのです。

 

「薬と違って副作用が少ない」

薬は確かに強力な効果を持っていますが、そのぶん副作用もあります。一方、食事には基本的に副作用がありません。もちろんアレルギーや過剰摂取のリスクはありますが、バランスよく摂れば、薬のように肝臓や腎臓に負担をかけることもなく、安全に体を整えることができます。

たとえば、血圧が高い人には「減塩」と「カリウムの多い食品(バナナやほうれん草など)」が有効ですし、コレステロールが高い人には「魚の油(DHA・EPA)」や「食物繊維」が効果的です。

これらはすべて、薬に頼らずに食事で改善できる可能性があるということです。

 

「実際に効果がある一例」

◻︎ 青魚(サバ、イワシ):DHAやEPAが豊富で、動脈硬化や認知症の予防に。

◻︎ 納豆や味噌などの発酵食品:腸内環境を整え、免疫力アップ。

◻︎ 緑黄色野菜(ブロッコリー、ほうれん草など):抗酸化作用で老化や病気を防ぐ。

◻︎ 玄米や雑穀米:血糖値の急上昇を抑え、糖尿病の予防に。

◻︎ クルミやアーモンドなどのナッツ:良質な脂質で心臓病リスクを軽減。

これらの食材はすぐにでも食卓に取り入れられる身近な、言わば自然の薬です。

 

「不調のサインを食事でケアする」

たとえば、疲れが取れない、イライラする、便秘気味、眠りが浅い……などの体のサインが出ているとき、それは「体が食事で助けを求めている」合図かもしれません。

◻︎ 便秘気味 → 食物繊維を意識(野菜・海藻・納豆)

◻︎ 疲れやすい → ビタミンB群(豚肉、卵、玄米)

◻︎ イライラしやすい → マグネシウム(ナッツ、豆類、海藻)

まずは薬に頼る前に、何を食べているか見直してみましょう。

 

「食事で病気を防ぐという考え方」

病気になってから治すのではなく、病気になる前に防ぐという「未病」の考えが、これからの医療の主流です。

実際、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病のほとんどは、食生活を見直すことで改善または予防が可能です。これはまさに「食事が薬」の証拠といえるでしょう。

 

「毎日の食事が、未来の体をつくる」

薬のように即効性はないかもしれません。でも、毎日の積み重ねこそが最も大きな治療になります。今日のごはんが、1年後、5年後、10年後の健康をつくっていきます。

何を食べるかは、どんな体で生きていくかの選択でもあります。

病気になってからあわてて薬に頼る前に、日々の食事を見直す。これこそが本当の予防医学であり、もっとも身近で効果的な薬なのです。

 


★野毛整骨院の場所★

住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1

吉田町商店街の吉田町本通りにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。

桜木町駅と関内駅、日ノ出町駅と馬車道駅を結んだちょうど真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所です。

横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。


★交通事故治療★

当院では交通事故によるケガの治療も行っています。(自賠責保険)

交通事故によるトラブルについては「無料で相談できる弁護士さん」を紹介することも可能です。

お気軽にご相談ください。


 

腰痛 坐骨神経痛 なら桜木町 関内の整骨院

LINEでかんたん予約はこちら

スマートフォンで下記のボタンを押して
友だちリストに追加してください

メールの方はこちら

メールでのご質問 / ご相談
お問い合わせはこちら
診療時間:9:00~13:00 / 15:00~20:00
問い合わせフォーム

お電話の方はこちら

電話で予約
またはお問い合わせはこちら
診療時間:9:00~13:00 / 15:00~20:00
電話をかける