

院長のブログ
自重よりダンベルを使ったトレーニング
筋力トレーニングにはさまざまな方法がありますが、自重トレーニングとダンベルトレーニングはどちらも一般的な手法です。
どちらにもメリットがありますが、特にダンベルトレーニングの方が優れている点 について解説します。
① 負荷の調整がしやすい
自重トレーニングは基本的に自分の体重を使うため、負荷の調整が難しいという課題があります。たとえば、腕立て伏せをしていて「もう少し負荷を上げたい」と思っても、簡単には調整できません。一方、ダンベルトレーニングでは重量を自由に変えられるため、自分のレベルや目的に合わせて適切な負荷を選ぶことができます。筋力向上を目指すなら、少しずつ重いダンベルを使うことで、より効果的なトレーニングが可能になります。
② 筋肥大に効果的
筋肥大(筋肉を大きくすること)には漸進性過負荷(Progressive Overload)が重要です。これは「少しずつ負荷を増やしていくことで、筋肉に適切な刺激を与える」という原則ですが、自重トレーニングではこの原則を適用しにくいことが問題になります。たとえば、スクワットを毎日やっていても、負荷が同じなら筋肉が成長しにくくなります。しかし、ダンベルを使えば 少しずつ重量を増やすことで、常に筋肉に新しい刺激を与えられるため、筋肥大がしやすくなります。
③ 特定の筋肉を狙いやすい
自重トレーニングは複数の筋肉を同時に使うことが多く、特定の部位を重点的に鍛えるのが難しい場合があります。一方、ダンベルは特定の筋肉にフォーカスしやすいというメリットがあります。例えば、ダンベルカールなら上腕二頭筋を集中的に鍛えられますし、ダンベルフライなら胸の筋肉にしっかり効かせることができます。こうした部位別のトレーニング ができるのは、ダンベルならではの強みです。
④ 可動域が広く、柔軟性を高められる
ダンベルトレーニングでは、バーベルやマシンよりも自由な動きができる ため、筋肉の可動域(関節の動く範囲)を広く使えます。例えば、ダンベルプレスでは 胸をしっかりストレッチしながら動かすことで、関節の柔軟性を高めつつ、効果的に筋肉を刺激できます。自重トレーニングでは可動域が制限されることが多いため、ダンベルを使うことでより自然な動きでトレーニングができるのは大きな利点です。
⑤ 筋力の左右差を補正できる
バーベルやマシンを使ったトレーニングでは、強い方の腕や脚が無意識のうちに負荷を多く受けることがあります。しかし、ダンベルなら片手片足ずつトレーニング できるため、筋力の左右差を改善しやすいのが特徴です。例えば、右腕が左腕より強い場合でも、ダンベルを使えば 左右均等に鍛えることができるので、バランスの良い体作りが可能です。
⑥ 自宅でもジムでもできる
自重トレーニングも自宅でできますが、負荷を上げるには高難度の種目(片手腕立て伏せ、片足スクワットなど)を取り入れる必要があります。しかし、ダンベルがあれば重さを変えるだけで負荷を調整できるため、よりスムーズにトレーニングを進められます。最近では 可変式ダンベル も普及しており、自宅でも簡単に本格的な筋トレができるようになっています。
⑦ 運動のバリエーションが豊富
ダンベルを使うと、同じ筋肉を鍛える方法でも バリエーションが豊富 になります。たとえば、肩を鍛える場合、自重トレーニングでは「倒立腕立て伏せ」くらいしか方法がありませんが、ダンベルなら「ショルダープレス」「サイドレイズ」「フロントレイズ」などさまざまな種目を選べます。トレーニングのバリエーションが多いほど 飽きずに続けやすい ため、継続的なトレーニングにも向いています。
自重トレーニングにも手軽さや全身運動のメリットがありますが、筋力アップや筋肥大を目指すならダンベルトレーニングの方が圧倒的に効果的 です。
負荷の調整がしやすく、狙った筋肉をピンポイントで鍛えられ、可動域を広く使えるという点で、初心者から上級者まで幅広く活用できます。
特に 筋力の左右差の補正、柔軟性の向上、バリエーションの多さなどのメリットを活かせば、より効率的に理想の体を目指すことができるでしょう。
★野毛整骨院の場所★
住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1
吉田町商店街の吉田町本通りにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。
桜木町駅と関内駅、日ノ出町駅と馬車道駅を結んだのちょうど真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所です。
横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。
★交通事故治療★
当院では交通事故によるケガの治療も行っています。(自賠責保険)
交通事故によるトラブルについては「無料で相談できる弁護士さん」を紹介することも可能です。
お気軽にご相談ください。