

院長のブログ
側弯症の子どもにおすすめの部活動
側弯症の子どもにおすすめの部活動・避けたほうがいい部活動について。
側弯症の程度は人それぞれですので一概には言い切れませんが「ストイックに取り組むことで左右の筋バランスを崩す恐れがある」という一つの考え方として参考までにお話しします。
バランスよく、または軽い運動程度であればリスクも少なくなるでしょう。
側弯症がある場合、背骨に過度な負担をかけないこと、片側だけに負担をかけないことが大切です。
軽度なら運動は可能ですが競技レベルや競技の特性が姿勢への影響を考慮すると、向いている部活・避けたほうがよい部活があるのは事実です。
おすすめの部活動(姿勢改善・筋力バランスを整えやすい)
① 水泳(特に背泳ぎ・クロール)
• 水の浮力で体に負担が少ない
• 全身の筋肉をバランスよく鍛えられる
• 呼吸機能が向上し、肺活量アップ
※ 平泳ぎやバタフライは腰を反る動きが負担になる可能性がある
② ダンス・新体操
• 体の柔軟性が向上し、筋肉のバランスを整えやすい
• 姿勢を意識する習慣がつく
• 側弯の進行を防ぐ可能性がある
※腰を強く反る動作は負担になる可能性がある
③ 陸上の短距離
• 走ることで体幹が鍛えられ、姿勢が安定する
• 短距離なら背骨への負担が少ない
• 側弯症の影響でバランスが崩れやすい場合は注意
※長距離走になると背骨への負担が増える可能性がある
④軽い筋トレ・ピラティス
• 体幹を意識しながら鍛えられる
• 自分のペースでできるため負担を調整しやすい
• 筋肉のバランスを整えやすい
避けたほうがよい部活動(背骨に過度な負担がかかる)
① ウェイトリフティング・相撲・ラグビー
• 背骨に強い圧力がかかる
• 急激な衝撃が側弯症を悪化させる可能性がある
② テニス・野球・ゴルフ・卓球・バドミントン
• スイングの動きで左右差が大きくなる
• 利き腕だけを酷使すると側弯の進行につながる可能性がある
※どうしてもやりたい場合は、左右のバランスを整えるトレーニングを並行して行う
③ 新体操・フィギュアスケート・バレエ
• 背骨を大きく反らせる動作が多いと、側弯が悪化しやすい
• 姿勢の意識は良いが、過度な柔軟性が求められると負担がかかる
④ 長距離走・マラソン・登山
• 走り続けることで、背骨や腰への負担が増加
• 疲れによって姿勢が崩れ、側弯症が進行しやすい
⑤ バスケットボール・バレーボール・体操のジャンプ系
• ジャンプの着地時に背骨へ負担がかかる
• 急な方向転換や衝撃が多い
側弯症があるからといって運動を完全に避ける必要はありません。
痛みや姿勢の崩れが出たら、運動量を調整できるといいと思います。
右利きであれば左も練習するなど左右のバランスを考えて練習しましょう。
背骨に負担をかけず、楽しく続けられる部活を選ぶことが大切です!
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吉田町商店街の吉田町本通りにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。
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