院長のブログ
痛みによる損失
例えば、痛みの訴えで特に多いもので「腰痛」と「頭痛」があります。
腰痛は日本の労働生産性に大きな損失をもたらしていることが統計上知られています。
腰痛による業務遂行能力や労働生産性の低下を金額に換算したところ、年間およそ3兆円に上る経済損失が試算されています。
30代や40代の働き盛りの人にとって、突然に襲われることが多い腰痛は、日本における経済的損失が計り知れないものとなっています。
企業側と個人の両方が、職場環境改善や筋トレ・ストレッチなど体の痛み対策に取り組むことで、生産性を向上させることが重要です。
頭痛にも種類がありますが、代表的な頭痛の片頭痛は日本の労働生産性に大きな損失をもたらしていることが分かっています。
日本人の約840万人が片頭痛を抱えており、特に30代や40代の女性に多く見られます。
片頭痛による職場での経済的損失は、想像以上に大きいとされています。
①経済的損失の規模
片頭痛による職場での経済的損失は、年間25万円(1人あたり)から会社全体で64億円に上ると試算されています。
国全体でみると経済的損失は年間推定2兆円に達すると推定されています。
②日常生活への支障
実際に片頭痛を抱えている人の72%が日常生活に支障をきたしていると報告されています。
仕事を含む日常生活において、頭痛による生産性の低下が顕著です。
③精神的な負担
片頭痛患者は身体的な苦痛だけでなく、次に来る発作が不安になってしまう、人との約束を遠ざけてしまう、周りの人の理解が得られないなど、精神的な負担も抱えています。
片頭痛は、会社にとっても日本経済においても大きな損失を与える問題であり、社会的な視点からも考慮すべき課題と言えるでしょう。
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Fascia Slick Technic(通称FaST)というアメリカ発の筋膜リリース最新テクニックを行っています。
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