院長のブログ
「暴飲暴食」
年末年始はついつい食べ過ぎてしまいませんか?
1回だけ飲んで食べ過ぎたー。なんていうのはすぐ体に何か影響が出るわけではありません。
問題は食べ過ぎと飲み過ぎが続いてしまうことです。
食べ物が胃のなかに留まるのは2〜3時間ほどで、揚げ物など脂質の多い食べ物では完全に消化するまで5〜6時間ほどかかることがあります。
そのあと消化吸収され、エネルギーとして消費されなかった余剰分が脂肪として体につきます。
食べ過ぎ・飲み過ぎが続くと様々な病気に繋がるリスクがあります。
消化不良:胃痛、胃もたれ、腸炎、食道炎などの消化器官の異常
脂質の摂り過ぎ:体重増加、肌荒れなどの皮膚の異常
塩分の摂り過ぎ:心疾患、動脈硬化、高血圧、高脂血症などの循環器の異常
糖質の摂り過ぎ:糖尿病、膵炎、膵臓肝臓障害などの異常
長時間の飲食による口腔内の不衛生:虫歯
アルコールの摂取量が多い:アルコール依存症、脳・末梢神経の障害
食べ過ぎない飲み過ぎないことは基本ですが、食事を作り過ぎたり、食べた物を記録するなど事前に気を付けられることもあります。
食べ過ぎ、飲み過ぎてしまった時は、胃腸をしっかり休ませることが大切です。
健康的な食生活にすることで胃腸や肝臓が弱っている状態を改善します。
☐摂取し過ぎたアルコールや塩分、糖分の排出のために、水や白湯などの水分をとる。
☐糖質、脂質の少ない消化に良いものを食べる。
☐散歩などの軽い運動をする。
☐胃の中の食べ物が消化されている状態で睡眠が取れるよう、寝る4時間前までに食事を済ませる。
☐新しい細胞を作る、傷ついた細胞の修復、代謝促進のため適度な睡眠をとる。
☐普段の食事でも内臓に負担がかからないように腹8分目を目安に。
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