院長のブログ
「中性脂肪」とは?
中性脂肪は体内にエネルギーを貯蔵するという大切な役割があります。
生命を維持するため、エネルギーとして主にブドウ糖が利用されますが、中性脂肪はブドウ糖の不足を補う形で利用されます。
エネルギーとして使われなかった中性脂肪は、肝臓、脂肪組織、皮下、血中に蓄えられて、多くは皮下脂肪になってしまいます。
そうすると生活習慣病のリスクが高まります。
=中性脂肪の働き=
・生命維持活動に必要なエネルギー
・外部からの衝撃を和らげ臓器を守る
・皮下脂肪になって体を寒さから守り体温を維持する
・臓器が動かないよう、一定の位置に保つ
・脂溶性ビタミンや必須脂肪酸の吸収を助ける
【中性脂肪値が低い方】
過度の食事制限、低脂質食、脂質の吸収障害、ホルモン異常などが考えられます。
疲れやすくなったり、体温の維持が上手くできず低体温や手足の冷えなどが起きたりします。
遺伝や体質によってもともと中性脂肪の値が低い人はいますが、原因を確認しておくことは大切です。
【中性脂肪値が高い方】
食べ過ぎ・飲み過ぎ、精神的ストレス、睡眠不足、運動不足ではありませんか?
脂っこい食べ物を控えていても全体的なカロリーが高かったり、アルコールの飲み過ぎなどがあると中性脂肪値が高い状態で維持してしまいます。
女性は更年期以降に中性脂肪の数値が上がりやすいので注意が必要です。
中性脂肪は体にとって必要なものですが、過剰になると様々な病気を引き起こします。
健康診断などで定期的にチェックし、異常があれば早いうちから運動や食生活を見直して対策しましょう。
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