院長のブログ
「内臓脂肪の日」です。
7月14日は内臓脂肪の日なんですって。
健康食品や化粧品を扱っていることで有名なファンケルが『内臓脂肪について考え、自身の健康を見つめ直すきっかけにしてもらうこと。』を目的に、記念日協会に申請し認定されました。
人は食事などから摂取した糖質や脂質を体内で消費して活動エネルギーを生み出しますが、エネルギーとして使われなかった栄養は脂肪として蓄えられます。
この蓄えられた脂肪が胃や腸などのお腹周りの内臓にくっついたものを「内臓脂肪」と言います。
内臓脂肪は皮下脂肪に比べ落としやすい一方、蓄積されやすい特徴があり、生活習慣が乱れると短期間で内臓脂肪型肥満になる可能性があります。
内臓脂肪:お腹を中心とした内臓の周りにつく脂肪。
皮下脂肪:皮膚と筋肉の間に蓄積する脂肪。二の腕、太ももなどの部位にも付きやすい傾向にあります。
内臓脂肪は誰でもつきますが、脂肪のつきやすさは年齢と密接な関係があると言われています。
人間は安静にしている時でも、呼吸をしたり心臓を動かしたりすることで一定のエネルギーを使います。
これを「基礎代謝」と言い、基礎代謝量が多いほどエネルギー量も多く、脂肪がつきにくい体になります。
個人差はありますが、基礎代謝は加齢によってだんだんと低下する傾向にあります。
加齢とともに基礎代謝が低下してしまうのは、エネルギー消費量の多い筋肉が減少するからと言われていますが、他にも各臓器の代謝率の低下も要因の一つになっています。
内臓脂肪の量が増えると、悪玉コレステロールが増加し、動脈硬化や血栓のリスクが高くなると言われています。
他にも、中性脂肪・血糖値・コレステロールが増えたり、血圧上昇を招く原因になったり、健康に悪影響をもたらすきっかけになります。
食生活を見直し、運動習慣を身につけ、予防に努めることが大切です。
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