院長のブログ
涙の役割り
まばたきをすることによって、涙が一定の厚みで目の表面を覆う状態が維持されます。
涙は目を潤しているだけでなく、目の機能を正常に保つために大切な役割があります。
◾️目の乾燥を防ぐ
目の表面を覆うことで乾燥を防ぎながら、外界の刺激から目を保護しています。
◾️目に酸素や栄養を供給する
目の表面には血管がないため、涙によって表面の細胞に酸素や栄養を運んでいます。
◾️目の表面を滑らかにする
表面を涙で潤して滑らかにすることで、光が正しく屈折してものを鮮明に見ることができます。
◾️感染を防ぐ
目に入った異物は涙で洗い流されます。
また、涙にはリゾチームという殺菌作用のある物質が含まれていて、菌の侵入や感染を予防する働きがあります。
◾️目の表面の傷を治す
涙には目の表面の傷を治す成分があります。
角膜の表面を覆っている涙は2つの層でできていて、それぞれ「油層」「液層」と言います。
「油層」はまぶたの縁にあるマイボーム腺から油を出して涙の表面をカバーし、水分の蒸発を防ぐ作用があります。
「液層」は涙の大部分を占めている層で、タンパク質など様々な成分が入っています。角膜への栄養、感染予防、傷を治すなど、涙の重要な働きを担っています。
ドライアイは涙の量が減ったり、涙の成分が変わってしまうと、目が乾いて角膜や結膜に障害が起こります。
初期症状はすごくあいまいで、なんとなく目が疲れるといった程度です。
そのままにしておくと段々視力が低下したり、目が開けるのが辛いなどの症状が出ます。
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