院長のブログ
女性の「更年期」
個人差はありますが50歳前後に閉経を迎え、この閉経の時期を挟んだ前後10年間を更年期と言います。
更年期の始まりのサインは月経の乱れです。
・月経周期がバラバラになる。
・月経日数が短くなったり長くなる。
・月経量が少なくなる、もしくは多くなる。
年齢を重ねるごとに卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が減少することでホルモンのバランスが崩れ、心身に様々な不調が現れます。
神経質、完璧主義、真面目で頑張り屋といった性格のひとは、症状を感じやすいと言われています。
頭痛、不眠、イライラ感、不安感、ほてり・のぼせ、動悸・息切れ、発汗、喉の渇き、ドライアイ、胸焼け、肩こり、腰痛、関節痛、疲れやすい、月経異常、性交痛などが代表的な症状として現れます。
長期的には骨密度が低下し骨粗鬆症になるため骨折しやすくなるという影響が出てきます。
これらの症状が原因で日常生活に支障が出る人は、一人で我慢せず婦人科を受診しましょう。
また更年期障害の他にも様々な病気のリスクがあります。
40歳以降は乳がんと卵巣がん。
50歳以降では子宮体がんの発症率が上がります。
更年期障害の治療は、漢方薬、ホルモン補充療法、向精神薬といった治療法があり、個人差はありますが、大体の人は2週間から1ヶ月で症状が改善するそうです。
定期的に運動している人は症状が軽いという報告もあるそうです。
調子のいい時は、少し汗ばむくらいの運動をしてみるのも良いかもしれないですね。
健康的に過ごすためにも婦人科での定期的な検診をおすすめします。
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