

院長のブログ
雨の日に滑ってケガを防ぐ身体の使い方
雨の季節になってきました。雨の日は転倒や滑ってケガをしないための身体の使い方について。
傘を差してのお出かけや、濡れた道路・タイルの上を歩く機会も増えるこの時期は、思わぬ転倒やすべりによるケガが起こりやすい時期でもあります。
実際、野毛整骨院のある吉田町商店街の歩道や伊勢佐木モールの歩道は、なぜか滑りやすいタイルが使用されています。「雨の日に滑って足をひねった」「駅の階段で転んで手をついた」といったキッカケで来院される患者さんがいつになく増えるのがこの時期です。今回は雨の日の危険とそれを防ぐための身体の使い方についてお伝えします。
「雨の日に転びやすくなる理由とは?」
雨の日は、晴れた日と比べて地面が滑りやすくなるのは当然ですが、転倒の原因はそれだけではありません。
- 視界が悪くなる(傘やフードで足元が見えない)
- 靴底が滑りやすい素材でできている
- 体が無意識に力んでしまう(緊張してバランスを崩しやすい)
- 加齢や運動不足で筋力や反射が衰えている
特に高齢者の方は、こうした要因が重なるとちょっとした段差でも大きなケガにつながりやすくなります。では、どうすれば雨の日でも滑らず安全に歩けるのでしょうか?整骨院の視点で体の使い方のコツをいくつかご紹介します。
1. 足裏全体で接地する
普段の歩行では、かかとから着地してつま先で蹴る「ローリング動作」が基本ですが、雨の日の路面では滑る危険があります。
→ 雨の日は足裏全体で「ペタッ」と着地するように意識しましょう。すり足のようなイメージでもOKです。
2. 歩幅を小さくする
歩幅が広いと体重の移動が大きくなり、バランスを崩しやすくなります。
→ 歩幅をいつもの7割くらいにして、重心を低く保つと安定します。
3. 視線は前方と足元を交互に確認する
傘を差していると視野が狭くなりがちですが、段差や水たまりに気づけないと危険です。
→ 首だけでなく体ごと軽く前傾し、視線を落とすことで自然な重心移動ができます。背中を丸めすぎないことも大切です。
「雨の日の靴と姿勢もポイント!」
- 靴は滑りにくい靴底のものを選ぶ(ゴム製の深い溝があるタイプ)
- かかとのすり減った靴は避ける(バランスが取りづらくなります)
- 傘はなるべく小さめか、視界を遮らない透明のものが良い
- バッグは両手が空くリュックタイプが安全(とっさの転倒時に手が使える)
姿勢も重要で、傘を差すと猫背になりがちですが、少し顎を引き背筋を伸ばして歩く意識を持つことでバランスが安定します。
「転んでしまったら…」
もし転倒してしまった場合、たとえ「たいしたことない」と思っても、打撲や捻挫が後になって悪化するケースは少なくありません。特に足首や手首は、腫れや内出血が遅れて出ることもあります。
気になる痛みや違和感があれば、できるだけ早く整骨院にご相談ください。
当院では、超音波や電気治療、固定・リハビリなどを通じて、早期回復をサポートしています。
★野毛整骨院の場所★
住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1
吉田町商店街の吉田町本通りにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。
桜木町駅と関内駅、日ノ出町駅と馬車道駅を結んだのちょうど真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所です。
横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。
★交通事故治療★
当院では交通事故によるケガの治療も行っています。(自賠責保険)
交通事故によるトラブルについては「無料で相談できる弁護士さん」を紹介することも可能です。
お気軽にご相談ください。