

院長のブログ
運動がもたらす自律神経への影響力
「自律神経と健康、運動がもたらすメリット」
忙しい現代社会では、仕事や人間関係、情報過多などのストレスにより、自律神経が乱れやすい環境が整ってしまっています。では自律神経とは一体何なのか?そして、そのバランスを整えるために私たちができることのひとつが「運動」であることをご存じでしょうか?
「自律神経とは?」
自律神経は、私たちの意思とは無関係に体内の働きをコントロールしてくれる神経です。主に「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、以下のような役割を果たします。
①交感神経:日中や活動時に働き、心拍数の増加や血圧の上昇など、身体を戦闘モードに切り替えます。
②副交感神経:夜間やリラックス時に働き、消化促進や心拍の低下など、身体を休息モードに導きます。
この2つがシーソーのようにバランスを取り合うことで、健康が保たれているのです。しかし、ストレスや生活習慣の乱れによってどちらかに偏ってしまうと、身体にさまざまな不調が現れます。
「自律神経が乱れるとどうなる?」
自律神経のバランスが崩れると、以下のような症状が現れることがあります。なんとなく体調が悪いと感じるとき、それは自律神経の乱れが原因かもしれません。
◻︎倦怠感・疲れやすさ
◻︎頭痛・肩こり・めまい
◻︎睡眠障害(寝つけない・眠りが浅い)
◻︎胃腸の不調(食欲不振、便秘や下痢)
◻︎イライラや不安感
「運動がもたらす自律神経への効果」
では、この自律神経を整えるために、なぜ運動が効果的なのでしょうか?その理由は3つあります。
① 適度なストレスで自律神経を鍛える
運動は一時的に交感神経を活性化させます。運動後には副交感神経が優位になることで、バランスが自然と整っていきます。まるで筋トレで筋肉を鍛えるように、自律神経も運動で鍛えることができるのです。
② 血流改善による内臓・脳の活性化
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動でも、全身の血流が良くなり、酸素や栄養がしっかりと体内を巡ります。特に脳への血流が良くなることで、自律神経を司る視床下部などが活性化され機能が正常化されやすくなります。
③ 睡眠の質が上がる
軽い有酸素運動(ウォーキングやジョギングなど)を日中に行うと、夜間に副交感神経が優位になりやすく、深い睡眠を得やすくなります。睡眠不足は自律神経を乱す大きな原因となるため運動による睡眠改善は非常に有効です。
「どんな運動が効果的?」
激しい運動よりも週3回程度の軽い運動を継続することが大切です。「きつくないけど、ちょっと汗ばむくらい」が目安です。朝や昼間の太陽光を浴びながら行うと、体内時計が整い、より効果が高まります。例えば、
◻︎ウォーキング(1日20〜30分程度)
◻︎ヨガやストレッチ
◻︎軽い筋トレや体幹トレーニング
◻︎サイクリングや水泳
「運動は心と身体の万能薬」
自律神経の乱れは、目には見えないけれど、心身に大きな影響を及ぼします。現代人にとって、意識的にバランスを整えることが必要不可欠です。そのために運動は非常にシンプルで効果的な方法です。忙しい日々の中でも、まずは1日10分、身体を動かす時間をつくってみませんか?心と身体の調子が整い、毎日が少しずつ軽やかになっていくのを感じられるはずです。
★野毛整骨院の場所★
住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1
吉田町商店街の吉田町本通りにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。
桜木町駅と関内駅、日ノ出町駅と馬車道駅を結んだちょうど真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所です。
横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。
★交通事故治療★
当院では交通事故によるケガの治療も行っています。(自賠責保険)
交通事故によるトラブルについては「無料で相談できる弁護士さん」を紹介することも可能です。
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