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血液検査でわかる肝臓の数値

血液検査でわかる肝臓の健康状態 ~3つの主要な数値の見方~

健康診断や血液検査の結果を見たとき、「肝臓の数値が高い」と言われた経験はありませんか?肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるように、多少悪くなっても自覚症状がほとんど出ません。そのため、血液検査で早期に異常を見つけることがとても大切です。ここでは、血液検査で肝臓の状態を確認する際に重要な「3つの数値」について解説します。

 

1. AST(GOT):肝臓だけでなく心臓や筋肉も関係

AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)は、肝臓・心臓・筋肉などに多く含まれる酵素です。肝臓の細胞が壊れると、ASTが血液中に漏れ出て数値が上昇します。肝臓の炎症や障害だけでなく、心筋梗塞や筋肉の損傷でも上がるため、肝臓特有の指標ではありませんが、ALT(次項)と合わせて判断することで原因の特定がしやすくなります。

  • 基準値:男性 10〜40 U/L、女性 10〜35 U/L
  • 高値の原因:急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝がん、心筋梗塞、筋肉疾患など
  • 低値の場合:特に問題となることは少なく、通常は気にしなくて大丈夫です。

2. ALT(GPT):肝臓に特異的で最も重要な指標

ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)は、主に肝臓に存在する酵素で、ASTよりも「肝臓の状態」をピンポイントで反映します。肝細胞が傷つくとALTの数値が上がります。ASTと比較してALTのほうが高い場合は、肝臓に特有の障害がある可能性が高いと考えられます。

  • 基準値:男性 10〜40 U/L、女性 5〜35 U/L
  • 高値の原因:ウイルス性肝炎、脂肪肝、アルコール性肝障害、薬剤性肝障害など
  • 低値の場合:特に重大な疾患ではありませんが、栄養不良やビタミンB6欠乏が関係することもあります。

3. γ-GTP(ガンマ・ジーティーピー):お酒と胆道に関係

γ-GTP(γ-グルタミルトランスフェラーゼ)は、肝臓や胆道に関係する酵素です。特にお酒をよく飲む方で高く出やすい傾向があり、アルコール性肝障害の目安としてよく使われます。また、胆管が詰まったり炎症を起こしているときにも上昇します。

  • 基準値:男性 10〜70 U/L、女性 10〜50 U/L
  • 高値の原因:アルコール性肝障害、脂肪肝、胆石、胆管炎、薬剤性肝障害など
  • 低値の場合:あまり問題視されません。

 

肝臓の数値が高いときはどうする?

肝臓の数値が一時的に高くても、すぐに重大な病気とは限りません。ただし、繰り返し高値が続いたり、急激に数値が上がった場合は、医療機関での再検査や超音波検査(エコー)などが必要になることもあります。飲酒や肥満、過剰な薬の使用など、日常生活の中で肝臓に負担をかけていないかも見直しましょう。定期的な健康診断でこれらの数値をチェックし、生活習慣の改善や早期治療につなげることが、肝臓の健康を守るカギになります。

 


★野毛整骨院の場所★

住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1

吉田町商店街の吉田町本通りにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。

桜木町駅と関内駅、日ノ出町駅と馬車道駅を結んだのちょうど真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所です。

横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。


★交通事故治療★

当院では交通事故によるケガの治療も行っています。(自賠責保険)

交通事故によるトラブルについては「無料で相談できる弁護士さん」を紹介することも可能です。

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