虫歯と肩こり

虫歯と肩こりは一見関係ないように思いますが、虫歯によって肩こりを誘発してしまうこともあります。

虫歯ができると、食事の時などに虫歯のあるところをかばって他の歯で噛むようになり、必要以上に他の部位に負荷がかかると頭、首、肩、背中などの筋肉に負荷がかかり、結果的に肩こりが誘発される可能性があります。

また、虫歯によって噛み合わせが変化すると、筋肉のバランスが崩れ肩こりが起こる原因としても考えられます。

片側で噛む癖がついていると肩こりだけでなく、頭痛や顔の歪み、顎関節症、新しい虫歯ができやすくなる、歯の破折などのリスクも高くなるので注意が必要です。

まずは虫歯を作らないようにケアしたり、痛みが出たらすぐに治療をすることが大切です。

 

もし虫歯が出来て痛みがある時は歯科医院に行くことは絶対ですが、受診するまで時間がかかってしまう場合は応急処置をしましょう。

１、鎮痛剤の服用

とりあえず市販の鎮痛剤を服用して痛みを抑える。

2、血流を良くしない

肩こりには湯船に浸かって温まることは有効ですが、虫歯がある場合は血流を良くしてしまうと虫歯の痛みが強くなってしまうため注意が必要です。

他にも飲酒、激しい運動も痛みが増す可能性があります。

3、ツボを押す
「合谷」と呼ばれる様々な痛みを緩和する効果があると言われている万能なツボです。

手の親指と人差し指の付け根部分にあるツボで、押した時に痛みがあるので比較的見つけやすい場所にあります。

2〜3分ほど刺激しますが、やりすぎには注意しましょう。

 

虫歯は放置しておくと肩こりだけでなく、骨髄炎、脳梗塞、心筋梗塞などの原因になることもあるそうです。

応急処置では虫歯は治りません。

応急処置で痛みがなくなったからといって放置せず早めに歯医者さんを受診しましょう。

 

 

 

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