院長のブログ
腰痛の治療方法
腰痛の原因がハッキリしたら…原因に対して特異性のある医療機器や施術方法をチョイスして治療していきます。
例えば筋肉のトラブルで、筋損傷があると判断した場合、炎症を抑える方法を選択します。
方法として「アイシング」「コルセット固定」「超音波治療」などを選択します。
筋硬結が原因であれば筋肉を緩める方法を選択します。「マッサージ」「超短波治療」「鍼」など。
腰椎捻挫を疑う場合も炎症期には「超音波治療」「ハイボルテージ治療」「コルセット固定」などを選択します。
受傷48時間以内は炎症期にあたるので、基本的にはRICE処置を行います。
Rest「安静」Icing「冷却」Compression「圧迫」Elevation「挙上」の4つです。
早期にRICE処置を行うことで、内出血や腫脹、疼痛を抑え、回復を助ける効果が期待できます。
その後、回復期に移行したら、様々な方法で血流を上げて行きます。
その他腰痛の原因として仙腸関節障害も多いです。
女性の方であれば婦人科疾患や妊娠の可能性も少なからず考えておきます。
高齢の方は、はっきりとした発生機序がなくても圧迫骨折に気をつけます。
痛みがある程度軽減して、回復期になったら「腰痛」を引き起こした原因にもアプローチしていきます。
例えば、腰にストレスを集中させてしまうような身体の使い方など。
特に股関節の可動域が悪いとそれを補うように腰への負担が増えます。
足首が硬い場合も同様のことが言えます。
腰痛の原因は、多くの場合「腰以外にある」と言っても大げさではありません。
患部の治療も大切ですが、再発を防止するためにも、なぜ怪我が発生したのかイメージして総合的に分析することで治療効果も上がります。
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