院長のブログ
皮膚感覚の種類について
「皮膚感覚の種類」
触った、押された、ちょっと冷たい、かゆいなどなど、日常で感じるほとんどの情報は皮膚が受け取っています。皮膚は体の中で最も大きな感覚器であり、時には命を守るセンサーとして非常に重要な役割を担っています。皮膚は高性能センサーの集合体です。多彩なセンサーが働くことで成立しています。
・軽い触れ(マイスナー小体)
・圧・伸び(ルフィニ終末)
・振動(パチニ小体)
・温度(温覚・冷覚受容体)
・痛み(自由神経終末)
・かゆみ(痒み専用ルート)
・毛の動き(毛包受容体)
この精密な仕組みがあるからこそ、私たちは外界の刺激を正確に感じ取り、体を守りながら安全に生活できているのです。
「皮膚感覚の代表的な7種類」
- 触覚(軽い触れ)
- 圧覚(押される感覚)
- 振動覚(細かい振動)
- 温度覚(温かさ・冷たさ)
- 痛覚(痛み)
- 痒覚(かゆみ)
- 毛包受容体による“毛の動きの感覚”
それぞれが異なる受容器・神経ルートを持っています。
①触覚(軽い触れ)
マイスナー小体(Meissner corpuscle):服が触れた感覚、軽くなでられた感覚などをキャッチします。
- 皮膚の浅い層(真皮乳頭層)に存在
- 指先・唇など、細かい感覚が必要な部位に多い
- 軽く触れる・こすれる刺激に敏感
②圧覚(押される感覚)・皮膚の伸展感覚・深部感覚(身体の位置感覚)
ルフィニ終末(Ruffini endings):関節の可動域にも関与しています。
- 真皮深層〜靭帯にも分布
- 皮膚が引き伸ばされる刺激に反応
- 持続的な圧を感じる
③振動覚(細かい振動)
パチニ小体(Pacinian corpuscle):高い周波数の振動を敏感に捉える“振動のプロ”です。
- 皮下組織の深い部分に存在
- 振動や素早い圧変化に反応
- 電動工具の振動やスマホのバイブをキャッチする
④温度覚(温かい・冷たい)
自由神経終末(冷覚受容体と温覚受容体)
● 冷覚受容体
- 表皮近くに多い
- 冷たい刺激に敏感
● 温覚受容体:45℃以上になると“熱痛”として痛覚が働きます。
- 真皮の浅層に分布
- 温かさを感じる受容体の数は冷覚より少なめ
⑤痛覚(危険を知らせる感覚)
自由神経終末(侵害受容器):「危険を知らせるアラーム」として最も重要な感覚です。
- 切る・刺すなどの機械的刺激
- 高温・低温などの温度刺激
- 炎症による化学物質に反応
⑥痒覚(かゆみ)
自由神経終末 (ヒスタミン受容体・PAR2受容体・IL-31受容体):痛みとは別の“かゆみ専用スイッチ”が存在します。
- 虫刺され
- アレルギー
- 皮膚炎
⑦毛包受容体(ヘアフォリクルレセプター)
毛包受容体:非常に繊細な刺激を感じ取るのが得意です。反応が速く、危険の早期発見にも役立っています。
- 毛がふれた
- 風で毛が動いた
- 虫が触れたような微妙な感覚
「皮膚の感覚はどのように脳へ届くのか?」
皮膚で受け取った情報は以下のルートを通ります。皮膚→ 末梢神経→ 脊髄後角→ 視床→ 大脳の体性感覚野。触覚・圧覚・振動覚は 後索−内側毛帯路、痛覚・温度覚・かゆみは 脊髄視床路 を通るなど、異なるルートを通っていくため脳は刺激の種類を正確に識別できます。逆に症状の鑑別診断の際には、どの部位で障害が起きているのかを推測する手掛かりにもなります。
★野毛整骨院の場所★
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吉田町名店街の吉田町本通り沿いにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。
桜木町駅と関内駅、日ノ出町駅と馬車道駅を結んだちょうど真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所です。
横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。
★交通事故治療★
当院では交通事故によるケガの治療も行っています。(自賠責保険)
交通事故によるトラブルについては「無料で相談できる弁護士さん」を紹介することも可能です。
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