院長のブログ
炭水化物の働き
炭水化物は脂質、タンパク質とともに三大栄養素の一つで、体を動かすなどのエネルギーとして利用される大切な栄養素です。
体内に吸収されてエネルギー源になる糖質と、消化吸収されずエネルギー源にならない食物繊維と分けることができます。
炭水化物は体の中では主に血液中にブドウ糖の形で存在していて、血液中のブドウ糖の濃度が血糖値となります。
糖尿病になるとインスリンの分泌が少なかったり、感受性が悪くうまく働かなかったりしてこの調節がうまくできず血糖値が高くなり過ぎてしまいます。
脳はほぼ一定の速度でブドウ糖を消費していると言われています。
なのでブドウ糖が不足すると、疲労感や注意力の低下などが起こると可能性があると言われています。
脳以外にもブドウ糖をエネルギー源としている組織は神経組織、赤血球、精巣、腎尿細管、酸素不足の骨格筋などが消費していると言われます。
糖質不足が続くと、エネルギーを補うために筋肉などのタンパク質を分解してしまうため、筋肉量が減って基礎代謝量も低下し太りやすく痩せにくい体質になってしまう場合があるので注意しましょう。
逆に過剰摂取してしまうと、エネルギーとして使われなかった糖質が中性脂肪として溜まっていき肥満などの生活習慣病を引き起こす原因になります。
炭水化物はご飯、パン、麺類、いもやでん粉類、砂糖や甘味類、果実類などの甘いものにも多く含まれています。
炭水化物は量だけでなく「食べる方法」にも気を配るとさらに健康的に摂取できるといえます。
1、食事の時間に気をつける
2、よく噛んで食べる
3、食物繊維をしっかり摂る
4、低GI食品を活用する
(低GI食品とは、食後の血糖値の上昇を緩やかにします。牛乳やチーズなどの乳製品、りんごやみかんなどの生の果物、玄米、そば、葉物野菜などがあります。)
意識してみてください!
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