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炎天下での練習で熱中症にならないための対策

結論から言うと炎天下での練習中でも、適切な対策を徹底すれば熱中症は高い確率で防げます。しかしそれでも発症してしまう場合には「対策が不十分だった」「見落とされたリスク因子があった」ことが多いです。練習中に熱中症の初期症状が出た場合は、対策は万全だったのか自分なりにフィードバックして次回の対策に繋げましょう。

 

「炎天下でも予防できる理由」

体温調節と水分・電解質のバランスを維持できていれば、人間の体はある程度の暑さにも耐えられる構造になっています。

たとえば以下の対策は実際に有効とされています。

◻︎20〜30分おきの給水タイム(強制的に取らせる)

◻︎直射日光を避ける場所での休憩(木陰・テント・車中など)

◻︎クーリングアイテムの使用(冷却タオル、氷嚢、保冷ベストなど)

◻︎体調不良者を即座に外すルール作り

◻︎WBGT値(暑さ指数)の活用と中止基準の明確化

 

それでも熱中症になる場合の「誘発因子」

以下のような要素があると、万全に見えても熱中症を誘発する可能性があります。

1. 前日の疲労や睡眠不足:自律神経や体温調節機能の回復が不十分で、パフォーマンスが落ちやすくなる。

2. 食事・水分・塩分の不足:朝食を抜いていた、出発前に水分をとっていなかったなど、準備段階の失敗。

3. 高体温のまま運動を続けた:暑さに慣れていない選手が無理をしてしまい、内部体温が上がりすぎる。

4. 「本人が言い出せない」環境:「我慢が美徳」「周囲に迷惑をかけたくない」などの心理的抑制が、報告の遅れに。

5. 体調不良(風邪・下痢・発熱)の隠れ要因:当人は軽く考えていても、軽い体調不良が熱中症を引き起こす引き金になることがあります。

6. 高湿度・無風状態:気温だけでなく湿度や風の有無も影響します。汗をかいても蒸発せず、体温が下がらないため危険。

 

徹底してもゼロにはならないが「かなり下げられる」のが熱中症です。

炎天下の練習が避けられない場合でも、

◻︎ 事前準備

◻︎ 現場での対策

◻︎ 周囲の観察と声かけ

をセットで行えば、熱中症は予防可能な事故としてコントロールできます。ただし、どんなに気をつけていても「例外」はあり得ます。だからこそ、

◻︎「無理をさせない空気」

◻︎「少しでも変だと思ったら止める勇気」

が、最終的な予防策になります。これらを指導者・選手・保護者がチームで共有して実行していれば、熱中症のリスクはかなり低下します。

 


★野毛整骨院の場所★

住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1

吉田町商店街の吉田町本通りにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。

桜木町駅と関内駅、日ノ出町駅と馬車道駅を結んだのちょうど真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所です。

横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。


★交通事故治療★

当院では交通事故によるケガの治療も行っています。(自賠責保険)

交通事故によるトラブルについては「無料で相談できる弁護士さん」を紹介することも可能です。

お気軽にご相談ください。


 

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