

院長のブログ
成長期に柔軟性を獲得するメリット
「成長期にこそ身につけたい柔軟性」
うちの子、最近カラダが硬くなってきたかも…。昔はもっと開脚できたのに…。そう感じたことはありませんか?実は、成長期は柔軟性の基礎を築くうえで“ゴールデンタイム”ともいえる大切な時期です。
柔軟性は運動能力やケガの予防に大きく関わるだけでなく、その後の成長や生活の質にも影響を与えるといわれています。今回は、成長期に柔軟性を高めることで得られるさまざまなメリットをわかりやすくご紹介します。
「骨の成長に筋肉や腱が追いつくために必要」
成長期は、骨が急速に伸びていく時期です。ところが、筋肉や腱は骨に比べてゆっくりとしか伸びません。そのため、筋肉が引っ張られて硬くなりやすく、「成長痛」や「関節の違和感」が出ることがあります。柔軟性を高めるストレッチを日常的に取り入れることで、筋肉や腱が骨の成長スピードに追いつきバランスのとれた体づくりがしやすくなります。
「ケガの予防とスポーツパフォーマンスの向上」
成長期は部活やスポーツを始めるタイミングでもあります。この時期に柔軟性が不足していると、関節にかかる負担が大きくなり、捻挫・肉離れ・野球肩・オスグッド病などのケガのリスクが高まります。逆に柔軟性が十分にあるとメリットとして、
◻︎動きがスムーズになる
◻︎急な方向転換やジャンプにも対応しやすい
◻︎動作に無理がなくなり、疲れにくくなる
といった効果が期待でき、プレーの質や持久力アップにもつながります。
「柔らかい体は、将来の健康資産になる」
柔軟性は、大人になってからも大切な要素です。腰痛・肩こり・関節痛・冷え・むくみ…こうした不調の多くは、筋肉や関節の硬さが原因になっていることが少なくありません。成長期にしっかり柔軟性を高めておくと、将来的にも良い姿勢や動きのクセが身につき、生活の中で痛みに悩まされにくくなる体を手に入れることができます。また、柔軟性のある人ほど、年齢を重ねても動きが若々しく、転倒リスクも低いという報告もあります。
「柔軟性には身につきやすい時期がある」
実は柔軟性は何歳でも高めることができますが、子ども時代のほうが断然、伸びやすいという事実があります。専門家の間では、「柔軟性の発達には感受性の高い時期がある」という説が広く知られています。
例えば… 女子:8〜11歳。男子:9〜12歳。
この時期は、柔軟性がぐんと伸びやすい臨界期であり、日常的なストレッチを習慣にすることで、一生ものの柔軟性を手に入れるチャンスなのです。
「気持ちいい体験が、健康の習慣になる」
子ども時代にストレッチをして「体が軽くなった」「気持ちよかった」という体験を積むと、ストレッチ=心地よいこと、というイメージが脳にインプットされます。これは、大人になってからの健康習慣を続ける上でも非常に大きな土台になります。つまり、今のストレッチ習慣が、未来の疲れにくく、ケガをしにくい、ストレスも軽減しやすい体をつくってくれるのです。
「ストレッチは、未来への投資」
成長期の柔軟性は、その瞬間のためだけでなく、未来の体・心・動作にまでつながる「一生モノの資産」です。だからこそ、今この時期に1日5分でもいいから、体をのばす、そんな小さな習慣を、親子で楽しく取り入れてみてください。それは、将来の健康で元気な自分を育てる、最高のプレゼントになります。
★野毛整骨院の場所★
住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1
吉田町名店街の吉田町本通り沿いにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。
桜木町駅と関内駅、日ノ出町駅と馬車道駅を結んだちょうど真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所です。
横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。
★交通事故治療★
当院では交通事故によるケガの治療も行っています。(自賠責保険)
交通事故によるトラブルについては「無料で相談できる弁護士さん」を紹介することも可能です。
お気軽にご相談ください。