院長のブログ
変形性膝関節とは?
女性に多く見られ、高齢者になるにつれて罹患率が高くなります。
原因は関節軟骨がすり減ってしまうことが多く、肥満や遺伝子も関与していると言われています。
加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、使いすぎによってすり減り関節が変形します。
骨折、靭帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。
症状が軽い場合は痛み止めの内服薬や湿布を使ったり、膝関節にヒアルロン酸の注射をします。
太ももの前の大腿四頭筋の筋トレ、関節可動域改善訓練などのリハビリを行なったり、膝を温めたり電気治療をする物理療法を行います。
変形性膝関節症は安静にしすぎず適度に体を動かしましょう。
ストレッチや筋トレも1回でたくさんやるより継続して行うことが大切です。
ー予防法ー
▶︎太ももの前の筋肉を鍛える
1、椅子に深く腰掛けます。
2、片足をゆっくり水平にあげる。
3、そのまま10秒キープする。
▶膝の動きを良くするトレーニング
1、膝を伸ばして床に座り、かかとの下にタオルを置きます。
2、かかとをゆっくりお尻に近づけできるだけ膝を曲げます。
3、かかとをゆっくりお尻から遠ざけ、できるだけ膝を伸ばします。
▶︎肥満の場合は減量する
体重が3キロ増えると、歩行時に約9キロ、階段の昇り降りで約15〜21キロも膝への負担が増えると言われています。まずは適切な体重管理をしましょう。
▶︎クーラーなどで冷えないようにし、温めて血流を良くする
冷えると血流が悪くなり、筋肉の動きが悪くなります。
▶︎膝に負担がかかりにく生活様式を心がける
椅子やベッドの使用、洋式トイレなどを使うことで、膝を深く曲げる必要がなくなるので負担が軽減します。
≪筋膜リリース療法≫
Fascia Slick Technic(通称FaST)というアメリカ発の筋膜リリース最新テクニックを行っています。
ステンレス製の特殊な形状に研磨加工されたインストルメント(器具)を使い、今まで手指では難しかった筋膜の再生を早期に再生させる施術方法です。
筋膜以外にも靭帯や関節、手術後に起こる癒着にも効果が高く、これらの後遺症にお悩みの方にもお勧めしています。
当院は、正規の講習を受講してライセンスを取得した認定テクニシャンが在籍する、横浜でも数少ない治療院です。
FaSTホームページ ☞ http://www.fasciaslick.com/provider/pref_14.html