院長のブログ
レントゲン検査とは?
X線を体に照射して、各臓器や骨などの組織ごとに異なるX線減弱の差を画像として表示します。
X線が通過しやすい場所は黒くなり、そうでないところは白く写ります。
比較的すぐに画像を確認できることから、肺や腹部の状態、骨折の程度、骨や関節の状態を見たい時によく行う検査です。
多くの方体験したことがある胸部X線検査は、一方向からX線を当てることで検査を行います。
体を通過したX線の差がモノクロ画像として出ます。
胃、大腸、尿管、膀胱などを調べるときは造影剤を使って撮影し、病変部分を見やすくすることもあります。
バリウムを飲んで行う、胃バリウム検査もX線を連続して照射して撮影を行う検査で、正式名称は「上部消化管X線検査」といいます。
大腸の検査では、肛門からバリウムと空気を注入して検査を行います。
尿管や膀胱の検査では、造影剤を静脈から注射もしくは尿道から注入して検査を行います。
X線は検査する場所によって造影剤を使用する場合と、造影剤を使用しない場合があります。
造影剤を使う部位:食道、胃、大腸、尿管や膀胱など
造影剤を使わない部位:肺、乳房、骨など
●注意点
ボタンや金属などがついている衣類を着ていると画像に写り込んでしまうため、検査着に着替えることもあります。
被ばくが気になる方もいるかと思います。
例えば1回の胸部X線検査で受ける放射線量は0.06mSv程度で、体に影響はないレベルと言われています。
成人の健康に影響を与える被ばく量は100mSv以上です。
日本国内でも、日常的に受ける放射線の線量は約2.1mSv程度あると言われていることは覚えておきましょう。
妊娠中、妊娠の可能性がある方は必ず医師に伝えてください。
★野毛整骨院の場所★
住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1
吉田町商店街の吉田町本通り沿いにあります。鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。
桜木町駅、関内駅からド真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所。
横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。