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ビールは水分補給にならない理由

「アルコールは水分補給にならない!」

その理由を解説します。暑い日にキンキンに冷えたビール、最高です。でもアルコールは水分補給にならないと聞いたことはありませんか?液体なんだから水分補給になるはずだ!とわずかに信じている人たち(私を含め)へお伝えします。実はアルコールを含む飲み物はむしろ脱水を引き起こす可能性があります。

「アルコールには強い利尿作用がある」

まず押さえておきたいのは、アルコールには強い「利尿作用」があるということです。アルコールを摂取すると、脳の視床下部にある下垂体から分泌されるホルモンの一種、バソプレシン(抗利尿ホルモン)の分泌が抑えられます。このホルモンは、腎臓で水分を再吸収する働きを持っており、通常なら体内の水分を維持するために尿の量を調整しています。しかし、アルコールの影響でバソプレシンが減ると、腎臓は水分をどんどん尿として排出してしまい、結果として脱水状態になりやすくなるのです。

「実際にどれくらい水分が失われるのか?」

いくつかの研究では、アルコール摂取後にどの程度の水分が排出されるのかが調べられています。たとえば、ビール500ml(純アルコールで約20g相当)を飲むと、300〜600mlほどの尿が排出されるというデータがあります。つまり、摂取した液体量以上の水分を失う可能性があるということです。

言い換えれば、ビール500mlを飲んだら、1.2倍の水分が体から出ていってしまうことがあるのです。夏場など汗もかく時期には、これがさらに深刻な脱水を招く原因となります。

「なぜ酔うとトイレが近くなるのか?」

お酒を飲むとトイレが近くなるという経験、誰でもあるのではないでしょうか?それもまさに、アルコールの利尿作用によるものです。バソプレシンの働きが抑えられ、腎臓からどんどん水分が排出されているからです。これにより、体内の水分バランスが崩れやすくなり、のどの渇きや頭痛、倦怠感といった脱水症状の原因となることがあります。

「アルコールで水分補給できると思わなければいい」

ビールも液体なんだから水分補給になるはずと思い込み、水分を摂っていると誤解しないこと。水分を摂ってるように見えて体は逆に水分を失っている状態です。とくに運動後や暑い日の屋外、サウナ後などでビールを飲むと、さらに汗や蒸散で水分が失われ、脱水が加速する危険性もあります。アルコールを摂取するなら、それとは別に水を飲むことが肝心です。

また、アルコールの利尿作用は摂取後1〜2時間がピークですが、その後もじわじわと影響が続きます。寝る前に飲酒すると、夜間のトイレ回数が増えたり、翌朝に口が乾いていたりするのもこのためです。

「水分補給に向いている飲み物とは?」

脱水対策や日常の水分補給に適しているのは、やはり「水」「麦茶」「経口補水液」など、カフェインやアルコールを含まないものです。とくに発汗量が多い状況では、ナトリウムなどの電解質も補える経口補水液(OS-1など)やスポーツドリンクが効果的です。

なお、カフェインを含むコーヒーやお茶については、習慣的に飲んでいる人なら水分補給としてある程度機能するという研究報告もあります(=利尿作用に慣れている)。しかし、アルコールはどれだけ慣れていても利尿作用の強さと脱水リスクは変わらないため、水分補給にはまったく不向きです。

 


★野毛整骨院の場所★

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吉田町商店街の吉田町本通りにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。

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横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。


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当院では交通事故によるケガの治療も行っています。(自賠責保険)

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