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バイクの交通事故で多いケガ

【バイクの交通事故で多いけが】

バイクは移動手段として便利であり、趣味として楽しむ人も多くいますが、交通事故に遭った際のケガのリスクは非常に高くなります。

車と違って車体に覆われておらず、転倒や衝突の衝撃を直接受けるため、軽傷から重傷、時には命に関わるケースまで幅広いケガの可能性があります。

ここでは、バイク事故で多いけがの種類や原因、重症度について詳しく解説します。

 

1. 多いけがの種類

■ 骨折

バイク事故で最も頻度が高いのが骨折です。特に多いのが鎖骨骨折、前腕骨折(橈骨・尺骨)、手首や指の骨折、肋骨骨折、大腿骨骨折などです。転倒時に地面に手をついたり、車体に強く打ちつけられることで起こります。

特に前方に投げ出される形になると、肩や腕を強打するため、鎖骨や肩関節周囲の骨折が多発します。また、下肢ではバイクと地面に挟まれることで膝や足首、すね(脛骨)の骨折が起きやすくなります。

■ 擦過傷・切り傷

バイク事故では転倒やスリップによって地面を滑るようにして身体が接触することが多く、広範囲にわたる擦過傷(すり傷)や切り傷が生じます。プロテクターを着用していない場合、皮膚の深部まで損傷する「重度の擦過傷」になることもあり、感染や瘢痕化(あとが残る)リスクも高くなります。

■ 頭部外傷

ヘルメットの着用により死亡リスクは大幅に下がっているものの、頭部外傷は依然として重大なけがのひとつです。ヘルメットをしていても、脳震盪、頭蓋骨骨折、硬膜下出血などの重篤な外傷が起きることがあります。特にフルフェイスではないヘルメットを使用している場合、顔面の骨折や歯の損傷も多く見られます。

■ 頸椎・脊椎損傷

転倒や衝突時に首や背中に強い力が加わると、頸椎や脊椎の損傷が起きる可能性があります。これらは一歩間違うと麻痺や呼吸不全といった重篤な後遺症を引き起こすこともあり、非常に注意が必要です。

■ 内臓損傷

ハンドルや車体、地面との衝突によって腹部や胸部を強打した場合、肝臓や脾臓、肺などの内臓損傷が起こることもあります。外見上は軽傷に見えても、内部で出血が進んでいるケースもあり、見落としに注意が必要です。

 

2. 重症化しやすい理由

バイク事故のけがが重症化しやすいのは、ライダーが常に「むき出しの状態」であるためです。車のようなエアバッグやボディによる保護がなく、衝撃を直接身体で受けることになります。

また、バイク事故の多くは単独ではなく車との接触事故であるため、速度差や車体重量の影響で衝撃が大きくなります。特に夜間や交差点での右直事故(右折車と直進バイクの衝突)では、高速での接触が多く、重傷化リスクが非常に高まります。

バイク事故では、骨折や擦過傷から、頭部外傷、脊椎損傷、内臓損傷まで多岐にわたるけがが発生します。しかもその多くが重症化しやすく、後遺症につながるリスクも高いのが特徴です。

重症化を防ぐためには、適切な装備と安全運転が不可欠です。だからこそ、普段からの安全対策と、事故後の適切な対応が命と健康を守るカギとなります。

また、事故後は見た目に外傷がなくても、内部に損傷がある可能性があるため、必ず医療機関を受診することが重要です。

 

 


★野毛整骨院の場所★

住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1

吉田町商店街の吉田町本通りにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。

桜木町駅と関内駅、日ノ出町駅と馬車道駅を結んだのちょうど真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所です。

横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。


★交通事故治療★

当院では交通事故によるケガの治療も行っています。(自賠責保険)

交通事故によるトラブルについては「無料で相談できる弁護士さん」を紹介することも可能です。

お気軽にご相談ください。


 

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