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ストレスホルモン「コルチゾール」

「コルチゾール」という言葉を聞くと、「ストレスホルモン」としてのイメージが強いかもしれません。確かに、コルチゾールは心身にストレスがかかったときに分泌されるホルモンですが、それだけではありません。実は、コルチゾールは私たちが毎日を元気に過ごすために欠かせない、とても重要で大切なホルモンなのです。

 

「コルチゾールとは?」

コルチゾールは、腎臓の上にある副腎という臓器の皮質から分泌されるホルモンで、「副腎皮質ホルモン」の一種です。脳の視床下部→下垂体→副腎という「ホルモンの指令系統」によってコントロールされ、体の中でさまざまな働きを担っています。

分泌のピークは朝(起床後30分以内)で、夜にかけて徐々に下がっていきます。このリズムが整っていることで、「朝すっきり起きられる」「夜に眠くなる」といった体内時計のサイクルが保たれます。

 

「コルチゾールの主な役割」

①血糖値の維持:コルチゾールは肝臓で糖を作り出す「糖新生」を促し、血糖値が下がりすぎないように保ちます。空腹時や疲労時に重要な働きです。

②炎症やアレルギーの抑制:抗炎症作用があり、体に起きた炎症やアレルギー反応を鎮めます。この特性を活かして、ステロイド薬として医療でも活用されています。

③ストレスへの対処:心身にストレスがかかったとき、体を守るために分泌されます。まさに「戦うか逃げるか(fight or flight)」の反応を支えるホルモンです。

④血圧の安定化:血管を収縮させることで血圧を保つ働きがあり、立ちくらみや低血圧を防ぎます。

⑤免疫機能の調整:過剰な免疫反応を抑え、バランスの取れた免疫機能を保ちます。

 

「コルチゾールが乱れるとどうなる?」

適切な量であれば心身にとって重要なコルチゾールですが、ストレスの多い現代では「過剰分泌」「慢性的な分泌」「分泌の低下」など、バランスが崩れてしまうケースが多く見られます。こうした症状は、うつ病や更年期障害とも関係することがあります。

コルチゾールが過剰に分泌されると…

  • ・不眠、浅い眠り
  • ・疲れが取れない
  • ・イライラや不安感
  • ・内臓脂肪の増加(特にお腹周り)
  • ・免疫力の低下、風邪をひきやすい
  • ・高血圧や高血糖

 

コルチゾールが少なすぎると…

  • ・朝起きられない(起床時の血圧・血糖が上がらない)
  • ・極度の疲労感(副腎疲労のような状態)
  • ・立ちくらみ、低血圧
  • ・意欲の低下、無気力

 

「更年期とうつとコルチゾール」

特に40〜50代の女性では、エストロゲン(女性ホルモン)の急激な低下が自律神経やセロトニン系に影響し、コルチゾールの分泌バランスも崩れやすくなります。その結果、慢性的な不調や「更年期うつ」などの症状が出るケースもあります。

コルチゾールを整える生活習慣

  • ・朝日を浴びる(起床後30分以内)
  • ・睡眠時間とリズムを整える(23時までの就寝が理想)
  • ・適度な運動(ウォーキングやストレッチなど)
  • ・深呼吸や瞑想、マインドフルネスでリラックス
  • ・バランスの良い食事(特にビタミンB群やマグネシウム)

 


★野毛整骨院の場所★

住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1

吉田町名店街の吉田町本通り沿いにあります。老舗鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。

桜木町駅と関内駅、日ノ出町駅と馬車道駅を結んだちょうど真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所です。

横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。


★交通事故治療★

当院では交通事故によるケガの治療も行っています。(自賠責保険)

交通事故によるトラブルについては「無料で相談できる弁護士さん」を紹介することも可能です。

お気軽にご相談ください。


 

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