院長のブログ
クラクラ…「貧血」
女性は月経という定期的な出血があるため、男性に比べると貧血になりやすい傾向にあります。
過度なダイエットや偏食も貧血を招きます。
日頃からバランスの良い食事を心掛けたいところですが、それがなかなか難しいもので…。
「鉄分」を多く含むレバー、ほうれん草、きな粉、カツオ
「亜鉛」を多く含む牡蠣、牛肉、ナチュラルチーズ
「葉酸」を多く含む海藻類、大豆類
「ビタミンB12」を多く含む煮干し、アサリ、レバー
などを組み合わせて食事から多く摂れるよう頑張ってみましょう。
食事だけでは難しいという人はサプリメントや飲み薬も一緒に摂れると良いですね!
飲み薬は副作用で気持ち悪くなるなどの症状が出やすいので、病院の先生と相談して注射やシロップ剤に変更してもらう選択肢もありますよ。
貧血になると血液中のヘモグロビンが減ってしまい、全身に酸素を送り届ける量が減ってしまうため、めまい、立ちくらみ、動悸・息切れ、頭痛、倦怠感、口内炎、味覚の異常など全身にさまざまな症状が現れます。
食事による栄養不足のほか、病気による貧血もあります。
子宮筋腫や潰瘍などによる消化管からの出血が原因になっていることも…。
貧血になっているかは血液検査でわかり、ヘモグロビンの量に応じて重症度の判断が出されます。
下瞼をひっくり返して粘膜を見ると白くなっていたり、爪に丸みが少なく白っぽい、爪が柔らかいなどは自分でも確認することができるためチェックしてみましょう。
貧血にも様々原因があります。
☐鉄欠乏性貧血
☐ビタミンB12欠乏性貧血
☐葉酸欠乏性貧血
☐溶血性貧血
☐再生不良性貧血
☐白血病
☐内分泌疾患
☐腎疾患
☐潰瘍などの慢性的出血
放置していてもメリットは何もありません。
体の不調改善のためにも早めに内科などの専門医のもと治療を行いましょう。