院長のブログ
じわじわ進む「疲労骨折」
1回の大きな力で骨が折れる骨折とは異なり、明らかな外傷が無く、同じ場所に小さな力が繰り返し加わることによって骨にヒビが入ったり、完全な骨折を起こしてしまったことを言います。
スポーツ選手や部活を始めた人に多く見られるため、骨に慢性的な痛みがある場合は「疲労骨折」を疑います。
疲労骨折の場合、痛みがあっても動けてしまい無理を続けた結果完全に折れてしまうことがあります。
明らかな外傷がないため捻挫や筋肉痛だと思っていた。なんてことも…。
肋骨、すねの内側にある脛骨、すねの外側にある腓骨、足の甲の中足骨は疲労骨折を起こしやすい場所です。
疲労骨折を起こしてしまう主な原因は筋力不足、柔軟性の不足、オーバートレーニング、体力や技術に合わない練習などが挙げられます。
1番の原因は使い過ぎによる負担の増加なので、そこを改善することがとても大切になります。
レントゲンやMRI検査を行うことにより確定しますが、初期の段階では骨折線がわからない場合もよくあるそうです。
その場合、日を改めて再度画像検査を行います。
野毛整骨院では、レントゲンやMRI検査ではなく、超音波画像診断装置(エコー検査)を用いて症状確認を行います。
通常の骨折と違い内出血や激しい痛みは出にくいです。
運動した時に痛みを感じるのと、押した時の痛み、熱感、腫れが出てきます。
基本的に負担をかけないことが治療していくうえで重要になります。
「部活を休めない。」なんてこともあるかと思いますが、痛みを我慢しながらの生活は肉体的にも精神的にもよくありません。
まずはしっかりと治して、症状が良くなってからトレーニングを再開しましょう。
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